Appleは環境保護に配慮してすべての製品において二酸化炭素の排出量が多いレザーを廃止すると昨年秋に宣言し、iPhoneケースやApple Watchのバンド、AirTagケースなどから革製品を一斉に廃止しました。
代わりに新素材のファインウーブンを使用した製品を発売。しかしながら、iPhoneケースについては特に出来が悪く筆者は「買ってはいけない失敗作」と評価しました。
こういった不評を受けてAppleはファインウーブンの廃止を検討しているのかもしれません。
耐久性に問題があったファインウーブン
Appleがファインウーブンの生産ラインをすべて停止して撤去されたとKosutamiが報告しています。
KosutamiはiPhone 15シリーズに付属されるケーブルについてカラフルな耐久性の高い編み込み式になることを報告(実際は編み込み式ケーブルで1色のみ)していた人物で当たり外れのあるリーカーです。
FineWoven has gone.
— Kosutami (@Kosutami_Ito) April 21, 2024
Since its durability were bad.
All the production line was stopped and removed.
Apple would move to another material—Again, not the leather.
So see ya'll in leather hell.
(Recycling Company) pic.twitter.com/KVaBZC6z6S
Appleはファインウーブンについて「耐久性に優れたマイクロツイルで作られている」と説明していますが、数日使用しただけでキズが付くような耐久性の悪い素材で、水滴のシミやホコリも目立ちやすい素材です。
まだ低価格であれば良いものの、9,380円で販売されていたレザーケースよりも高額な9,980円と円安を考慮してもあまりにも高額です。
Appleは新型iPhoneを発表する今年秋にファインウーブンとは異なる別素材のケースやバンドを発表するかもしれません。
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