Appleがレザーケースの廃止とともに発表したファインウーブンケースに対して、発売直後から多くのユーザーが不満を口にしています。
先日公開したレビューでも書いたとおり、薄っぺらい布にはツメやすりキズがつきやすく、撥水加工もされていないため、水滴が染み込んで汚れるなどの不満は多数あります。
手入れ方法がわからないことも低評価にした要因の1つでしたが、Appleがサポートページでファインウーブンケースのお手入れ方法を公開しました。
経年変化によってキズが目立たなくなることも
Appleによると、ファインウーブンのキズを目立たなくしたり、汚れを落とすには、小さじ1杯(5ml)の洗濯用液体洗剤を1カップ(250ml)の水に混ぜ、ひとくずの出ない布をひたして少し絞り、その布でケースの表面を1分間軽くこすります。
その後、真水で少し湿らせた別の布で綺麗に拭き取り、さらに乾いたひとくずの出ない柔らかい布でケースを拭いて余分な水分を拭き取るとのこと。
以下の写真は実際に上記の方法で手入れしたもの。
ツメなどでついたキズまでは消えていないものの、机に置いたときに水分を吸い込んでついたシミや手の汚れによってついた白い跡は目立たなくなりました。ただ、ファインウーブンが汚れやすいことは変わらないため、気になる場合は短い期間で手入れが必要になるでしょう。
なお、サポートページでは、通常使用でファインウーブンの繊維が圧縮され、時間の経過とともに素材が変化して見た目が変わり、経年変化によってキズが目立たなくなることもあると案内されています。
コメントを残す