Apple、iOS 26.4ベータ2を公開。iPhoneとAndroid間のRCSでE2E暗号化テストを開始
Y.Sakakura

AppleがiOS 26.4ベータで、RCSにおけるエンドツーエンド暗号化(E2EE)のテストを開始しました。
RCS(Rich Communication Services)は、テキストメッセージをリッチ化するためのメッセージ規格です。返信中を示すインジケーター、既読通知、リアクション、高解像度の写真・動画の送受信、グループメッセージなど、SMS/MMSでは物足りなかった機能をまとめて補います。
一方で、不足していたのが暗号化でした。これまでのRCSはE2EEを標準サポートしておらず、GoogleはAndroid間のRCSで独自にE2EEを提供していました。AppleはiMessageではE2EEに対応しているものの、RCSのE2EEには対応していません。
iOS 26.4で正式実装?
転機となったのが、2025年3月に公開されたRCS Universal Profile 3.0です。ここでメッセージングレイヤーセキュリティ(MLS)プロトコルのサポートが追加され、RCSでもE2EEを共通仕様として実装できる土台が整いました。
当時、Appleは「将来のソフトウェアアップデートでE2EE対応を追加する」と説明。Googleも「E2EEをクロスプラットフォームへ拡大していく」としていました。
Googleについては、すでにクロスプラットフォームでE2EEをテストしていることが確認されています。そしてAppleも、iOS 26.4ベータ2のリリースノートに、iOSとAndroid間のE2EEテストが可能になると明記しています。
In this beta, RCS end-to-end encryption will become available for testing between Apple and Android devices. This feature is not shipping in this release and will be available to customers in future iOS, iPadOS, macOS, and watchOS 26 releases. End-to-end encryption is in beta and is not available for all devices or carriers. Conversations labeled as encrypted are encrypted end-to-end, so messages can’t be read while they’re sent between devices. (170160585)
RCSのE2EEをテストするには、AndroidでGoogleメッセージのベータプログラムに参加し、iPhoneにはiOS 26.4ベータ2をインストールする必要があります。
Androidで画面を左に引っ張り、鍵アイコンが表示されていればE2EE、打ち消し線がなければ暗号化されずに送受信されています。iOSでは、画面上部のプロフィールアイコンをタップし、最下部までスクロールすると暗号化に関する表示を確認できます。




















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