日本時間3月26日に開催されたAppleのスペシャルイベントで「Apple Arcade」が発表された。
世界初のゲームサブスクリプションサービスとして2019年秋に日本を含む150以上の国と地域で提供される。
100以上のゲームが今年の秋、遊び放題に
現在のゲームアプリ市場は無料アプリ/アプリ内課金モデルが高いシェアを誇っている。数百円から数千円で販売されている有料ゲームのシェアは無料ゲームにはかなわない状況。過去に別のプラットフォームで販売されていたゲームが移植されることが多く、新作タイトルが有料アプリとしてリリースされるケースは少ない。
この状況を解決するため、Appleは世界中のゲームデベロッパーと共同してゲームサブスクリプションサービス「Apple Arcade」の提供を開始する。
Appleは提供するゲームを厳選するだけでなく開発費用を助成。ファイナルファンタジーの生みの親である坂口博信など人気デベロッパーやコナミ、セガなどメーカーが100を超えるゲームを開発する。
ゲームはiPhone/iPad/Mac/Apple TVでプレイ可能。どのデバイスでもゲームを中断したところからプレイを再開できる。App Storeに追加されるArcadeタブからゲームをダウンロードしてすぐにプレイできる。すべてのゲームがオフラインでプレイ可能で、多くのゲームがコントローラーによる操作に対応する。
料金は定額制ということ以外はアナウンスされていないが、ゲームの全機能やコンテンツ、アップデートも含まれるため、追加課金は必要ない。また、ファミリー共有に対応するため、家族で楽しめる。
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