来週23日に開催される開発者向けのビッグイベント「WWDC 2020」では次期iOSなどのソフトウェアが先行発表される可能性が高い。
WWDCではアップデート内容だけでなくOSの改名が発表されることもある。4年前にはMac向けのOSがmacOSに変更され、昨年はiPad向けのOSがiPadOSに変更された。
今年はiOSがiPhone OSに変更されるかもしれない。
10年前にiPhone OSからiOSに改名
Jon Prosserが短いテキスト「iPhone OS.」をTwitterに投稿した。それ以上の詳細は語られていないが、WWDCの開催が間近に迫っていることを考えればiOSの名前がiPhone OSに変更されることを示唆していると考えるのが自然だ。
iPhone OS.
— Jon Prosser (@jon_prosser) June 18, 2020
iPhone向けのOSは「iPhone OS」としてバージョン3まで提供されたのち、2010年にiPadが登場したことで「iOS」に変更された経緯がある。
最近のAppleは、iPadOS/watchOS/macOS/tvOSといったようにOSごとに名前を用意していることを考えればiOSからiPhone OSに変更されても不思議ではない。
iPod touchにもiOSは採用されているが、iPhone OS時代は“iPod touch ソフトウェア”として提供されていた。HomePod向けのOSが“HomePodソフトウェア”として提供されていることを考えると、過去と同じ名前が使われる可能性もある。
ただし、iPhone OSへの変更はJon Prosserのみが報じている。情報源も明かしていないため、現時点では話半分で聞いておきたい。
UPDATE:2020/06/19 10:57info.plistのDTSDKnameがiphoneos14.0.internalであることを理由に「iPhone OS」になると伝えられているが、DTSDKNameはこれまでもずっと“iphoneosXX.X”だったので裏付けにはならない。
コメントを残す