Apple、今年秋に2サイズの新型iPad Pro/新型Apple Watch/新型Mac miniも発売か
Appleが先月開催した開発者会議「WWDC18」では新製品がひとつも発表されなかったが、今年秋に新製品が大量投入されるかもしれない。
Appleの未発表デバイスに関しても最も信頼できる情報をレポートするMing-Chi Kuoによれば、2サイズの新型iPad Proや画面サイズが大型化したApple Watch、そしてMac miniなどの発表・発売が計画されているようだ。
Apple、新型iPhone/iPad/Mac/Apple Watchを今年秋に一気投入か
Kuoが発表した投資家向けのレポートによると、Appleは今年秋にiPhone/iPad Pro/Mac/Apple Watchの新型モデルを発売し、新型AirPodsやAirPowerの大量生産もスタートさせるとのこと。
iPhone
Photo by Ben Geskin
新型iPhoneは、以前より報じられているとおり5.8インチと6.5インチの有機ELディスプレイを搭載したハイエンドモデルに加え、6.1インチの液晶ディスプレイを搭載した低価格モデルの3機種がラインナップされる。
全機種にノッチ付きのディスプレイとTrueDepthカメラを搭載し、顔認証「Face ID」をサポートする。新しいプロセッサ「A12」は3つの機種すべてに搭載されるため性能に差はないようだ。ただし、有機ELディスプレイを搭載するモデルにはデュアルカメラが採用されるが、液晶ディスプレイを搭載するモデルにはポートレート撮影や光学ズームができないシングルカメラが採用される。
iPad Pro
Photo by Ben Geskin
iPadのフラグシップモデルiPad Proにも新型モデルが登場する。
これまでの噂どおりTrueDepthカメラが搭載され、顔認証「Face ID」をサポートするようだ。つまり、iPhone Xのようにホームボタンは廃止となる。画面サイズは12.9インチと新しい11インチモデルが追加され、iPhone Xのようなフルスクリーン仕様になるとのこと。
Mac
Macも複数の新型モデルが登場する。
持ち運びに特化した「MacBook」、外出先でもパワフルに作業をこなせる「MacBook Pro」、ディスプレイの大幅なパフォーマンスアップが実施される予定の「iMac」、最後の新型モデルが投入されてから3年以上が経過した「Mac mini」は新しいチップを搭載することで性能が引き上げられるようだ。
さらに、低価格のモバイルノートPCが登場する予定。これまでの噂では新型MacBook Airとされているが、Kuoは「MacBook Air」とは呼んでいない。
Apple Watch
Photo by Ben Geskin
モバイルデータ通信に対応したものの個人的にあまり魅力的でなかった第3世代のApple Watchだが、今年秋に登場する新型モデルは誰の目にも魅力的に映るかもしれない。
Kuoのレポートによれば、Apple Watchの登場から初めて画面サイズが大型化される予定で1.57インチ/1.79インチの2種類がラインナップされるそうだ。これまでの噂ではベゼルを狭小化することで画面占有率を高めると報じられており、バッテリー容量が増えることで電池持ちが向上するとされている。
AirPods/AirPower
昨年秋に発表されながら現在まで新しい情報はなく、なんの進展もないApple純正のワイヤレス充電器「AirPower」の大量生産が第3四半期からスタートするようだ。同時に3台のワイヤレス充電を可能にすることから発熱や電気回路の複雑さといった問題が発生していたが、秋後半にようやく発売となるようだ。
AirPodsの新型モデルも登場するという。次世代のWチップが搭載されることで“Hey Siri”に対応すると噂されており、AirPowerで充電可能なワイヤレス充電に対応したケースが採用されるという。
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