街で目にすることも多くなったApple純正のワイヤレスイヤホン「AirPods」。今年発売されるワイヤレス充電器「AirPower」の登場に合わせてワイヤレス充電に対応する専用ケースが発売される予定だが、本体がアップデートされた新型「AirPods」も発売されることがわかった。
新型「AirPods」、“Hey Siri”に対応。2019年には防水対応も
Bloombergが事情に詳しい複数の関係者から得た情報によると、Appleが「AirPods」のアップデートに取り組んでいるとのこと。今後はiPhone/iPad/Apple Watchのように定期的に新型モデルが登場するそうだ。
早ければ年内に発売される新型モデルは内部で「B288」と呼ばれており、Apple設計の新しいチップを搭載するそうだ。ちなみに、現行のAirPodsにはW1チップ、新型のApple WatchにはW2チップが搭載されている。
最大の進化点は「Hey Siri」に対応すること。現在、AirPodsでSiriを起動するには左右どちらかのイヤホンをトン、トンと2回タップする必要があるがそれも不要になり音声だけで操作可能になる。Hey Siriに対応すればAirPodsを使った音量調整や楽曲操作などは非常にカンタンになるはずだ。
さらに、2019年に発売される新型AirPodsは待望の防水に対応する。水中での使用はできず、水しぶきや雨水がかかっても正常に動作する程度だが、耳に装着するAirPodsが防水に対応すれば水で洗って清潔さを保つことができる。また、先日、男性がAirPodsをジムでトレーニング中に使用していたところ爆発する事故が起きた。汗など水滴が内部に侵入したことで爆発したとは考えにくいが、防水に対応すれば故障を防ぐことはできる。
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