Appleが現地時間6月6日から10日までの期間中に「WWDC2022」を開催すると正式発表しました。
開発者向けのビッグイベントWWDCでは、今年秋に正式配信されるiOS 16やiPadOS 16、macOS、watchOS、tvOSなど最新ソフトウェアの先行発表が予想されます。
なお、iOS 16|iPadOS 16では、iPhone 6sシリーズや初代iPhone SE、iPad mini 4、iPad Air 2、iPad 5、2015年発売のiPad Proがアップデート対象外になる可能性があると報じられています。
Apple Parkにて人数限定で基調講演(ビデオ)に参加も
WWDCはカリフォルニア州サンノゼで開催されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて2020年からオンライン限定イベントにスイッチしています。今年は現地開催も予想されていましたが、結局は無料参加可能なオンライン開催になりました。
Appleによれば、より多くの情報セッションや最先端の学習ラボ、参加者と交流できるさらに多くのデジタルラウンジ、ローカライズされたコンテンツを用意しているとのこと。また、今年のWWDCを真のグローバルイベントにするために、例年以上にコンテンツをローカライズすると案内していることから、日本語でも多くの学習資料に触れられるはずです。
初日の6月6日には、開発者と学生のためのスペシャルデーがApple Parkにて人数限定で開催されます。基調講演とState of the Unionのビデオを一緒に視聴できる機会になるとのこと。参加の申し込み方法はApple DeveloperサイトおよびApple Developerアプリケーションで近日中に案内されます。
さらに、学生がSwift Playground作品を通じてコーディングの腕前を披露する「Swift Student Challenge」も3年連続で開催されます。作品の提出期限は4月25日まで。
「iOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOSの最新のイノベーションを紹介する」と予告しているとおり、基調講演では、秋発売の新型iPhoneと同時期に正式公開される次期ソフトウェアも先行発表されるようです。
例年どおりであれば、iOS 16など最新OSの対応機種や代表的な新機能が発表され、イベント終了後に開発者向けにベータ版が提供されるはずです。夏にはテスター向けにパブリックベータ版も登場するでしょう。
ハードウェアの発表にも期待がかかるところですが、M1 Max|M1 Ultraチップを搭載した新ブランドのMacデスクトップ「Mac Studio」や超広角カメラや6つのスピーカーを搭載した一体型の5Kディスプレイ「Studio Display」といった新製品が3月のオンラインイベントで登場したことを考えると、可能性は低そうです。
わずかな可能性があるとすれば、今秋発売と報じられているiPad ProやMacBook Air、13インチMacBook Pro、Mac miniに搭載されるM2チップについて軽く触れるぐらいのことではないでしょうか。
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