ドコモが2018年4月から新しいスマートフォン決済サービス「d払い」の提供を開始すると発表した。d払いはスマートフォンに表示させたバーコードを使って支払いができる。
ローソンなどで19,000店舗で使える「d払い」が4月スタート
「d払い」は専用のアプリ画面に表示されたバーコードやQRコードをd払い加盟店舗のレジや決済端末で読み取ることでキャッシュレスで買い物ができる新しいスマートフォン決済サービス。
d払い加盟店はローソン、マツモトキヨシ、高島屋、タワーレコード、ツルハドラッグ、くすりの福太郎、ユナイテッドアローズ、アーバンリサーチなど10社・19,000店舗を予定し、早期に10万店舗以上の展開を目指すとしている。
料金の支払い方法は、毎月の携帯電話料金と合わせて支払う「電話料金合算支払い」、クレジットカード払い、dポイントを1ポイント1円として利用することもできる。なお、支払金額に応じて200円につき1ポイントのdポイントが貯められる。
ドコモユーザーは電話料金との合算払いをネットだけでなく実店舗でも広く利用でき、加盟店はレジの改修を行うことなく、市販のタブレットに専用アプリをインストールするだけで「d払い」に対応することが可能だ。
d払いの提供に伴い、ネットの買い物でdポイントを貯めて使える決済サービス「dケータイ払いプラス」は統合されるが、ネットでのポイント還元は引き続き100円につき1ポイントとなる。
なお、LINEも決済サービス「LINE Pay」の対応店舗を100万店舗まで拡大するなど、QR/バーコード決済を普及させると報じられている。いずれも専用アプリのインストールが必要になるが、既にインストールしている人の多いLINEは有利にサービスを進められるかもしれない。
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