Samsungが今月発表した「Galxy S22 Ultra」は、フラグシップモデル“S”シリーズ初のSペン収納に対応しました。Noteシリーズの実質的な最新モデルは日本でも春以降に発売されるでしょう。
昨年初めてSペンに対応した折りたたみスマートフォン“Z”シリーズにも期待がかかりますが、韓国メディアの報道によれば今年後半に発売が予想される「Galaxy Z Fold4」もSペンを本体に収納できるようです。
画面サイズはほぼ変わらず
The Elecの最新レポートによると、Samsungが今年発売する最新の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」はSペンを収納できる専用のポケットが追加されるとのこと。
昨年発売のGalaxy Z Fold3はシリーズ初のSペンに対応し、ポケットからタブレットサイズの大画面を取り出して手書きメモを取れる折りたたみならではの体験を実現しました。国内外から高く評価されている折りたたみスマホですが、それと同時にほとんどのレビュアーがSペンを本体に収納できない不満の声をあげています。
本体にSペンを収納して(別売りだったSペンもパッケージに付属されるでしょう)、お気に入りのカバーをつけながら持ち運べるのは嬉しいアップデートですが、気になるのは本体の厚みです。折りたたみスマートフォン共通の課題は、ポケットに入れた時の不快感を無くすために必要な薄型化と軽量化(そして高額な価格設定)ですが、Sペンの収納ポケットが追加されることで薄型化は難しくなります。
Sペンの厚さは9.1mmで、Z Fold3を開いた状態の厚みは6.4mm(カメラを除く)のため、ポケットを追加すれば確実に厚みが増すことになります。Sペンの収納ポケットを追加しながら開い時の厚さを9.5mmに収めたとしても閉じた時の厚さは最小19mm〜です。Z Fold3の14.4mmに比べてZ Fold4は大幅に厚みが増えるはずです。
なお、画面の大きさはほとんど変わらず、0.01インチのみ大きくなった7.56インチのメインディスプレイと、0.01インチのみ小さくなった6.19インチのカバーディスプレイの組み合わせになるようです。OPPO Find Nのようにタブレットのような正方形に近い縦横比を求める人もいますが、Samsungは独自路線を変えないようです。
ガラケーのように縦に折りたためる「Galaxy Z Flip4」は、前作と同じ6.7インチのメインディスプレイと、0.07インチ拡大したカバーディスプレイの組み合わせになるとのこと。
例年どおりであれば最新の折りたたみスマートフォンは夏から秋にかけて発売されるはずです。折りたたみスマートフォンはGoogleも10月の発売に向けて「Pixel Notepad」を開発しており、今年の秋は例年以上に折りたたみスマートフォンの熱が高まりそうです。
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