数日前からGoogleアプリを最新版にアップデートすることで、Pixelスマートフォンが異常に発熱したり、電池持ちが悪化する問題が報告されていました。
これは5月12日以降に提供されたアプリのアップデートが原因とみられていて、初期化して再セットアップしても解消されないような厄介な問題です。また、サイドローディングによって古いバージョンのアプリをダウンロードしても解消しなかったという報告もあります。
問題はサーバー側にあったようで、Googleはこれを修正したようです。
Pixel 7aの電池持ち評価に影響も?
9to5Googleは、すでに修正プログラムが提供されていることをGoogleに確認したと報告しています。
修正プログラムはサーバー側のアップデートに提供されるもので、アプリやシステムアップデートは必要なく、すべてのAndroidに適用されています。
Googleは問題の原因についてバックエンドの変更によって、意図せず一部のAndroidデバイスで過剰にバッテリーを消費する現象が発生したと説明。また、問題を認識したあと、すぐに修正プログラムを配布したとのこと。
この問題が発生した時期はPixel 7aの発売前後であり、同端末の電池持ち評価を大きく下げるものになったかもしれません。発表とほぼ同時に公開された海外メディアの先行レビューでは電池持ちが平均的と評価するメディアもあれば、10年見てきたなかで最悪と評価するメディアもありました。
この評価のバラツキはもしかするとGoogleアプリの不具合にあったのかもしれません。