Pixel 6aにバッテリーアップデート配信。安全最優先も「2時間半しか持たない」「充電が超遅くなった」と不満の声
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Googleはバッテリーの過熱によるリスクを軽減するため、2025年7月8日から「Google Pixel 6a」向けにバッテリーアップデートの配信を開始しました。
バッテリーの過熱は、最悪の場合、発火や爆発を引き起こす恐れがあるため、安全性を最優先に実施されたものですが、一部のユーザーは不満を爆発させているようです。
バッテリーアップデートを適用すると、バッテリー容量や充電性能を意図的に制限するバッテリー管理機能が有効になります。
Googleは制限の具体的な内容を公表していませんが、海外のコミュニティやRedditでは、以下のような症状と不満の声が報告(1,2,3,4,5)されています。
- 「アップデート後に4時間しか使えなくなった」
- 「自分のは2時間半しかもたない」
- 「2年前に発売されたPixel 6aで4時間の電池持ちは十分では?」
- 「電池は1日持つけど充電が遅くなった」
- 「アップデート後、3割か4割しか電池が持たなくなった」
- 「アップデート前は18Wで充電できていたのに、充電が超遅くなり2.5Wまで低下した。
今回のアップデートで、バッテリー管理機能が有効になると、設定画面>バッテリーに以下のようなメッセージが大きく表示されます。
バッテリーの交換をおすすめしますバッテリーが過熱する可能性があるため、バッテリー容量と充電性能が低下しています。バッテリーの交換をおすすめします。サポートオプションをご利用いただけます。詳しくはg.co/pixel/6abatteryをご覧ください
なお、このバッテリー管理機能による制限を解除するには、バッテリーを交換する以外に方法はありません。
Googleは今回のアップデートとあわせて、バッテリーを無償で交換できるサポートも提供しています。対象の人は専用のページから申込みを検討してはいかがでしょうか。
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