Pixel 8に「かこって検索」が追加。米Pixel 8 Proで体温測定も可能に:2024年1月の機能追加アップデート
1月25日、Googleが3ヶ月一度のタイミングで新機能を追加するFeature Dropアップデートの配信を開始しました。今後数週間にわたって順次配信されます。
今回のアップデートでは、かこって検索やフォト文字、Pixel 8 Proの体温測定などが案内されていますが、一部の機能は日本または日本語では利用できないようです。
2024年1月のFeature Dropアップデートまとめ
Pixel 8 Proで体温測定が可能に
温度センサーが搭載されたPixel 8 Proで、ようやく体温測定と記録が可能になります。
Googleは体温測定を可能にするためにはFDAの認可が必要としていましたが、ようやく認可を得たようです。
Googleは“医療レベル”としていますが、FDAの認可を得たことを意味しているだけで精度については懐疑的な見方もあります。
残念ながらGoogle Japanの記事では省略されてることから日本では利用できないようです。
動画も丸で囲うだけで検索できる「かこって検索」
Pixel 8シリーズには、Samsungのビッグイベントで先日発表された「かこって検索」がFeature Dropアップデートによって追加され、1月31日から利用できるようになります。
かこって検索はホームボタンまたはナビゲーションバーを長押しすることで起動し、画面上に表示されているものを丸で囲むだけで検索できる新機能。画像やテキストはもちろん、動画にも対応しているため、例えば、インスタグラムのリール動画で見つけた服や靴、スマホカバーなど欲しい商品を丸で囲むだけで検索できます。アプリから離れる必要もないため、スムーズに検索できます。
生成AIで文章のトーンを一発変換する「Magic Compose」
高性能AIモデルのGemini Nanoを活用した機能として文章のトーンを変更できる「Magic Compose」が追加されます。
人間の手で入力した文章をAIを活用してRemix、Excited、Chill、Shakespeare、Lyrical、Formal、Shortなど場面に合わせて変換できます。
なお、Magic ComposeはGoogleメッセージで利用可能。Google Japanの記事では省略されてることから日本語では利用できない可能性があります。
Pixel 8 Proではオンデバイスで動作し、Pixel 8ではクラウド上のAIで動作します。
フォト文字
Googleメッセージには、オンデバイスAIによってスマートフォンのカメラで撮影した写真をリアクション絵文字に変換できる「フォト文字」が追加されます。
フォト文字は再利用が可能で、友達から送信されたフォト文字を自分が使うことも可能です。
対応機種はPixel 3a以降です。
ニアバイシェアがクイック共有に
すでに案内されていたとおり、写真や動画などのデータをネット接続なしで共有できる機能ニアバイシェアの名前が「クイック共有」に変更されます。
対応機種はAndroid 6以降、Chrome OS v91以降、64ビットWindows 10以降。
シームレスな音声切り替え
Google Pixel Buds Proでは、Pixel Tabletで動画を再生中にPixelスマートフォンにかかってきた電話を受けると自動で接続先が切り替わる機能が利用できます。
今回のアップデートでは、Pixel Watchシリーズも音声切り替え機能の対応機種に追加されることで、Pixel Watchを操作して音楽を再生すると、自動で接続先が変わり、Pixel Buds Proから音声が流れるようになります。
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