グーグルが提供する音楽配信サービス「Google Play Music」で歌詞表示が可能になることが明らかになりました。
ライバルのアップルは今月開催したWWDC 2016で、今秋配信予定のiOS 10にて歌詞表示に対応することを発表していましたが、グーグルがこれに対抗することになりそうです。
Google Play Music、世界100カ国・4,000社以上が所有する歌詞表示に対応
世界最大の歌詞ライセンスサービスのLyricFindが、グーグルとの提供を発表し、Googleの検索結果と音楽アプリ(Google Play Music)に表示される歌詞ライセンスを提供することを発表しました。
LyricFind, the world’s largest lyric licensing service, has partnered with Google to expand lyric offerings. Adding lyrics from over 4,000 publishers to Google’s search results and within Google Play Music, LyricFind now provides licensing for lyrics displayed in Google’s search results as well as in the music app.
LyricFindの発表によれば、世界100カ国以上・4,000社以上の音楽出版社が所有する歌詞が提供され、ユニバーサルミュージック、ソニー、ATV、ワーナー、チャペル、コバルトといったメジャーな音楽レーベルもカバーするとしています。
なお、グーグルは検索結果と音楽アプリに歌詞を表示した回数に応じてLyricFindに歌詞の使用料を支払うようです。
この件に関してグーグルからの発表はなく、提供開始時期も明らかにされていませんが、既にGoogle検索では歌詞検索が可能になっています。なお、検索できる楽曲は一部に限定されており、今のところGoogle Play Musicで利用することはできないようです。近いうちにグーグルからも何らかの発表があるものと思われます。
アンケート
音楽聴き放題サービスが日本国内で本格的にスタートしてから1年。どのサービスを利用していますか?
— xeno (@xeno_twit) 2016年6月29日
▼Google Play Musicが歌詞表示に対応へ。Apple Musicに対抗https://t.co/u4je10uVzC
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