グーグルが提供するクラウドの音楽サービス「Google Play Music」がようやく日本でも利用可能になるかもしれません。
「Google Play Music」は、クラウドに5万曲までの音楽を保存でき、スマートフォンやタブレット、PCからクラウドに保存された音楽にアクセスして再生できる機能などを無料で利用することが可能です。
さらに、月額9.99ドルを支払って「Google Play Music All Access」を契約することで、Apple MusicやLINE MUSIC、AWAと同じ音楽聞き放題のサービスを利用することもできます。
Google Play Musicのサービス開始から4年でようやく日本でも利用可能に?
日本のGoogle Play Musicは、月額780円で提供か、30日間の無料期間も
「Google Play Music」は、2011年のサービス提供開始から利用国を徐々に拡大させているものの、日本では利用することができませんでした。
ところが、Google Playストアで配信されているGoogle Play Musicのアプリをインストールすると、「無制限に音楽を楽しんでみませんか?」といった日本向けのチュートリアルが表示されることがわかりました。
チュートリアルでは、30日間の無料期間が用意されることや、2016年1月8日までに登録すると、試用期間経過後も割安となる月額780円で利用できるなど具体的な料金まで案内されます。
ただ、利用規約を確認すると、日本語に翻訳されていない原文が表示され、「利用する」をタップしてもエラーが表示されるなど、正式提供はまだ先になるものと思われますが、「2016年1月8日まで」という案内文からは今年中の提供を予想することもできます。
Apple MusicがAndroidに対応する2015年秋までに提供の可能性も?
アップルは、今年の7月1日からGoogle Play Music All Accessと同じ音楽聞き放題のサービス「Apple Music」をスタートさせており、2015年秋にはAndroidにも提供する予定とアナウンスしています。グーグルからすれば、それよりも前に日本でサービスを提供してユーザーを獲得したいところでしょう。
また、Google Play Musicは、Apple Musicと同じく、マルチデバイスはもちろん、iOSにも対応していることから、アップルにとっても脅威になることは間違いありません。
ちなみに、Google Play Musicの音楽配信数は3000万曲とされており、Apple Musicと同じ楽曲数を楽しむことができます。
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