ワイモバイルから他の携帯電話会社をのりかえた後も、これまで使っていた電話番号を変えたくない場合は、MNP予約番号の発行・取得が必要になります。
ただ、携帯電話会社はユーザーを引き止めたいのでMNP予約番号の発行手順を複雑でわかりにくくしています。「面倒くさい。もういいか・・・」と諦めてしまう人もいるかもしれません。
この記事ではワイモバイルからドコモ/ahamo(アハモ)やau/povo(ポヴォ)など、格安SIMにMNPする際に必要なMNP予約番号を発行する方法をまとめています。電話で問い合わせた時に「お客さまの機種ではMNP予約番号を発行できません」と言われた時の対処方法も紹介します。
目次
MNP予約番号とは?
MNP予約番号とはMNP(のりかえ)で携帯電話会社を変更する際に必要な10ケタの数字で、のりかえの際にMNP予約番号を伝えることで、これまで使っていた電話番号を継続して使用することができます。
MNP予約番号はウェブサイトや電話、店頭/ショップで発行・取得できます。
なお、MNP予約番号には15日間の有効期限が付いているため、予約日・発行日から16日が経過するとMNP予約番号が無効になって再取得が必要になります。取得後に他の携帯電話会社にのりかえなかった場合、契約は継続されます。
LINEMOへのMNPで予約番号は必要?
ワイモバイルまたはソフトバンクからLINEMOにのりかえる場合、MNP予約番号は必要ありません。
ただし、LINEMOを契約する際にMy Y!mobile/My SoftBankにログインする必要があるのでパスワード等を事前に確認しておきましょう。
ワイモバイルでMNP予約番号を発行・取得する
ワイモバイルでは、ウェブサイト、電話、店頭/ショップでMNP予約番号が発行できます。
ただし、新型コロナウイルス感染拡大以降は店頭/ショップは予約制となっていて、電話での発行はMNP予約番号を忘れがちなので、待ち時間がなくMNP予約番号をスクショでメモできるウェブサイト(My Y!mobile)での発行がおすすめです。
ウェブ(My Y!mobile)で発行する
- 1. MNP予約番号の発行ページにアクセスする
- 2. ログイン画面が表示されたら携帯電話番号とパスワードを入力して「ログインする」をタップ
- 3. ログイン後に暗証番号の入力が求められるので契約時に設定した4桁の暗証番号を入力して「本人確認する」をタップ
- 4. 重要事項が表示されるので内容を確認して「次へ」をタップ
- ここで表示される契約解除料や新規事務手数料は移転先によって異なります。
- 5. MNP予約に関する注意事項が表示されるので内容を確認して「次へ」をタップ
- 6. ソフトバンクグループからの解約後のお知らせ登録が表示されるのでメールアドレスを入力して「次へ」をタップ
- 7. アンケートが表示されるので必須項目を入力して「次へ」をタップ
- 8. MNP予約申込内容確認が表示されるので携帯電話番号と予約日を確認して「申込」をタップ
- 9. 画面に表示された10桁のMNP予約番号と有効期限をスクショする
- 10. SMSにもMNP予約番号が送信されます
電話で発行する
電話でMNP予約番号を発行すると音声ガイダンスで「お客さまの機種ではMNP予約番号を発行できません」と言われることがあります。SIM単体でワイモバイルと契約したことが原因です。その場合はワイモバイルの回線から151宛に発信してください。
- 1. 9:00 ~ 20:00(年中無休)にワイモバイルカスタマーセンターに発信する
- 2. ワイモバイル携帯電話から:151または161宛に発信する
- 151の利用は有料ですが「だれとでも定額」などの無料通話対象です
- 3. 音声ガイダンスに従ってMNP予約番号を発行する
発行したMNP予約番号を確認する
ウェブ(My Y!mobile)で確認する
- 1. My Y!mobileにログインする
- 2. 「MNP予約関連手続き」に進んで画面の案内に従って手続きをする
電話で確認する
- 1. 9:00 ~ 20:00(年中無休)にワイモバイルカスタマーセンターに発信する
- 1-1. ワイモバイル携帯電話から:116(通話料無料)
- 1-2. 一般電話から:0120-921-156(通話料無料)
- 2. 電話がつながったあと「2」を入力する
- 3. さらに「2」を入力する
- 4. ガイダンスに従って本人確認を行う
- 5. 契約時に決めた暗証番号を入力する
- 6. 「3」を入力
- 7. さらに「3」を入力
- 8. 最後にMNP予約番号照会の「1」を入力して確認