バッグに取り付けるiFaceの新モバイルバッテリー「SafePaq」、傷んだバンパーは交換できる?

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Y.Sakakura

iFaceが10月14日に発売する「SafePaq」を発表会で見てきました。

これまでバッグの中にしまっていたモバイルバッテリーを外に出すことで持ち忘れを減らし、全16色からバッグや服に合わせて選べるようにした製品です。

ただ、毎日バッグの外にぶら下げるなら気になることもあります。

落としたら?カラビナは外れない?バンパーが傷んだら交換できる?半固体電池は何年使える?

会場でHameeの担当者に聞いてきました。

5000mAhと10000mAh、どちらも16色

SafePaqは5000mAhと10000mAhの2種類から選べます。カラーはどちらも16色。つまり、容量とカラーの組み合わせは全部で32種類です。

容量が2倍になるだけではなく、見た目や使い勝手にも結構な違いがあります。

5000mAhモデルはUSB-Cポートを1つ搭載。USB PDとPPSによる最大20Wの急速充電に対応します。

サイズは約13.1×7.9×1.4cmと薄く、重さも約146g。スマホ1台分より軽く、実物を見るとモバイルバッテリーらしいゴツさはなし。

バッテリー残量は25%刻みの4段階LEDで確認でき、iPhone 17なら約0.7回充電できます。

バッグとコーディネートできるモバイルバッテリー
SafePaqは5000mAhと10000mAhの2種類から選べます。カラーはどちらも16色
10000mAhモデルはデジタル表示
5000mAhモデルは4段階LEDで残量表示

10000mAhモデルは見た目も充電性能も一気にパワフルになります。

最大30Wまで出力でき、USB-Cに加えてUSB-Aも搭載します。2台同時に充電することもできますが、その場合は合計最大15Wです。

サイズは約13.5×8.0×2.2cm、重さは約252g。5000mAhと比べると厚みも重さも増えて、手に持ったときのずっしり感があります。

そのぶんiPhone 17を約1.4回充電でき、バッテリー残量も0〜100のデジタル表示。容量だけではなく、充電性能や使い勝手まで10000mAhの方が上です。

ただ、SafePaqらしさが出てるのは5000mAhの方。

薄くて軽いうえ、USB-Cだけのシンプルな作りでガジェット感も少なめ。16色から選んでバッグの外にぶら下げるというSafePaqのコンセプトには、こっちの方がハマっています。

5000mAh 10000mAh
価格 6,380円 8,580円
最大出力 20W 30W
ポート USB-C USB-C/USB-A
残量表示 4段階LED デジタル表示
サイズ 約13.1×7.9×1.4cm 約13.5×8.0×2.2cm
重さ 約146g 約252g
充電時間 約2時間 約2.5時間
充放電サイクル 約500回 約500回

バッグの外にぶら下げて、落としても大丈夫?

SafePaqの特徴は、なんといってもカラビナでバッグの外に取り付けられること。

持ち忘れに気づきやすく、使いたいときもすぐ手に取れますが、バッグの中に入れておくより、どこかにぶつけることも増えそうです。

そこで本体を囲んでいるのが、iFaceのスマホケースでもおなじみのTPUバンパーです。

落下時の衝撃を和らげて本体を傷やダメージから保護。カラビナを取り付けるストラップホールを中央に配置することで、ぶら下げたときにクルクルと回転しにくくなっています。

取り付けても回転しないようにホールを中心に配置
取り付けても回転しないようにホールを中心に配置

気になったのは、その中身。

iFaceのスマホケースにはポリカーボネートとTPUを一体成形したものがありますが、SafePaqは一体成形ではありません。

ポリカーボネート製のボディとTPUバンパーを別々のパーツとして組み合わせていて、接着もしていないとのこと。

じゃあ落としたときにバンパーが外れて、中身だけ飛び出したりしないのか。

Hameeによると、日常使いで落とした程度では簡単に外れず、問題なく使えることを検証しているそうです。

実機で確認したところ、本体とバンパーを噛み合わせるための複雑な溝が掘られていて、確かに簡単に外れることはなさそう。

もちろん、極端な高さから落とした場合は、外れたり本体が壊れたりする可能性があります。また、MIL規格のような耐衝撃性能をうたう製品でもないため、「nメートルから落としても大丈夫」といった保証はありません。

それでも、バッグの外にぶら下げることを前提に、落下も想定して作られています。

約252gを支える。カラビナ周りが分厚い理由

もうひとつ気になったのが、カラビナ周りの耐久性です。

特に10000mAhモデルは約252g。これを毎日バッグからぶら下げるとなると、どこかに引っかかったりするなど、カラビナの取り付けホールにかかる負荷も小さくありません。

実物を見ると、この部分のTPUはかなり分厚めです。

カラビナを取り付けるTPU部分はかなり厚めで安心

これにも理由があって、Hameeによると、これ以上薄くすると引っ張りやねじれに対する耐久性をクリアできなくなる可能性があったとのこと。

ちなみに、同じようにバッグなどにぶら下げて使うiFaceのAirPodsケースにも、すでに同じ仕組みが採用されています。もちろん重さは違いますが、取り付け機構自体はすでに実績のあるものです。

SafePaqは何年使える?バンパー交換には非対応

外側の耐久性だけでなく、バッテリー自体をどれぐらい長く使えるのかも気になります。

SafePaqには、液体の電解質をゲル状にすることで発火リスクが抑えられた半固体電池が採用されています。

バッテリーセル単体で釘刺し試験をクリア。異常な温度を検知すると動作を停止する温度監視システムや、電流・温度・充電量などの異常を検知する保護回路も搭載するなど、「安全な充電を、毎日の持ち物に。」というコンセプトどおり、安全性を重視した設計です。

充放電サイクルは約500回。バッテリー容量の100%分を使うと1サイクルなので、50%ずつなら2回で1サイクルです。

週3サイクルなら500回に達するまで3年超。環境省の調査では、モバイルバッテリーは購入から手放すまで平均3.5年と推計されていて、期間だけを比べると近い数字です。

SafePaqはバッグの外に付けて持ち運ぶため、バッテリーより先にTPUバンパーが傷むこともありそう。

擦れたり、落として傷や凹みができたとき、バンパーだけ交換して使い続けたいところですが、残念ながら交換には対応していません。

ポリカーボネート製の本体とTPUバンパーは別々のパーツですが、バンパーだけ取り外して交換することは想定していないそうです。

使い終わったバッテリーは?回収や買い替え施策も検討

長く使ったあとに待っているのが、モバイルバッテリーの処分です。

iFaceの古いモバイルバッテリーからSafePaqへ買い替える人もいれば、他社製のモバイルバッテリーから乗り換える人もいるはず。そのとき、今使っているバッテリーを回収してもらえると助かります。

Hameeは小型充電式電池の回収・リサイクルを行うJBRCにも加盟しているため、回収協力店となっている家電量販店などで回収してもらえます。

さらに、買い替え時に古いバッテリーを引き取ることも検討しているとか。まだ具体的な内容は決まっていませんが、今後の展開に期待したいところです。

どこで買える?原宿店で10月10日から先行発売

SafePaqは10月10日にiFace原宿店で先行発売され、10月14日に一般発売されます。

Hameeの直営実店舗はiFace原宿店のみ。その後は家電量販店などの小売店にも順次展開されますが、店舗や取引先によって販売開始時期が前後する場合があります。

オンラインではiFace公式オンラインストアのほか、Amazonと楽天市場でも販売予定。まずはiFace公式で販売を開始し、Amazonと楽天市場は商品ページや流通の準備が整い次第、順次販売するとのことです。

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