iOS 12、3D Touch非対応のiPhoneでもカーソル移動が劇的にカンタンに
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
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iPhoneで文字を入力している時に間違った文字を入力したり、誤って変換したり、文章の途中に文字を追加したい時などテキスト入力時に必須のカーソル移動。
画面を深くプレスして指をスライドするだけでカーソル移動が可能な3D Touchを使った方法はカンタンに操作できるため好評な機能だが、従来のカーソル移動方法は目的の位置にカーソルを移動するのが難しく、「iPhone SE」などの3D Touch非対応デバイスではストレスを感じている人も多いはず。
今年秋にリリース予定の「iOS 12」では3D Tocuhに対応していないデバイスでもカンタンなカーソル移動が可能になるようだ。
キーボードのスペースキー長押しで「トラックパッドモード」に
Cult of Macによれば、現在ベータ版およびパブリックベータ版が提供されている「iOS 12」では、キーボードのスペースキーまたは空白を数秒間、長押しすることでトラックパッドモードに移行できるとのこと。トラックパッドモードではキーボード上で指をスライドするだけでカーソル移動が可能になる。
3D Touchを使わない既存のカーソル移動では画面をタップまたは長タップしてから目的の位置まで指をスライドする必要があるため、手間がかかるだけでなく目的の位置までカーソル移動するのが非常に難しくなっているが、新しいトラックパッドモードへの移行方法によってカーソル移動が劇的にカンタンになる。
ただ、残念ながら利用できるのはカーソルの移動だけでテキスト範囲を選択したり、選択した範囲の単語を再変換するといった機能は備わってないようだ。
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