2018年秋に正式配信が予定されている「iOS 12」では、バッテリー残量の推移や使用時間をグラフで確認できる新機能が追加されることが明らかになった。うまく利用すればバッテリーの節約に役立てることができる。
バッテリーを消耗させるアプリ・システムをグラフから特定できる新機能
9to5Macによると開発者向けに提供されているベータ版の「iOS 12」をインストールしたiPhoneで設定画面から「バッテリー」にアクセスすると、バッテリーに関する2種類のグラフが表示されるようだ。
2種類のグラフは上段と下段に分割されていて上段にはバッテリー残量の推移を表す折れ線グラフが表示され、下段にはデバイスの使用時間を表す棒グラフが表示される。
なお、下段のグラフは画面表示時の使用状況を表す薄いブルーと画面オフ時(バックグラウンド処理)の使用状況を表すグリーンの2色で色分けされているため、全体の使用時間のうちバックグラウンド処理がどれぐらいの割合を占めているのかもひと目で確認することが可能だ。
それぞれのグラフをタップすれば、3時間ごとでその時に使用していたアプリやシステムを確認することができるため、バッテリー残量の折れ線グラフを確認して急速に下降しているグラフエリアをタップしてバッテリーを急激に消耗させていたアプリやシステムを特定してバッテリーの節約に役立てることができる。
グラフは24時間以内または10日以内に切り替えることも可能。10日以内に切り替えた場合は曜日ごとのバッテリー使用状況と使用時間が確認できるようだ。