Appleが今年秋に正式配信を予定している「iOS 12」ではiPhoneやiPadで撮影した写真や動画をURLで共有できるiCloudリンク機能が追加されるようだ。
これまでiPhoneやiPadで撮影した写真を他人に共有するためにLINEやGoogleフォトなどのサードパーティ製のアプリを使っていた人も多いはずだが、新機能によってURLを共有するだけでカンタンにシェアできるようになる。
写真/動画の共有がさらにカンタンに、Androidユーザー宛にも
米ソーシャルサイトのRedditに投稿された情報によれば、Appleが今月4日に公開したiOS 12 Beta3では写真アプリで動画または写真を選択して共有アイコンをタップすると、シェアシートにこれまではなかった「リンクをコピー」ボタンが表示されるそうだ。
ボタンをタップすると、選択したひとつまたは複数の写真/動画のURL(https://www.icloud.com/photos/XXXXXXXXX)が生成されてデバイスにコピーされる。コピーしたiCloud.comのリンクを共有し、友だちや家族がURLにアクセスすると、共有者の名前やタイトル、場所情報を除いたEXIFデータが記録された写真や動画が表示され、すべてを一括または好きなものだけを選択してダウンロードすることもできる。また、メッセージアプリで共有すればトーク画面にプレビューが表示されるそうだ。
サードパーティ製のアプリで写真や動画の共有がめんどくさい場合やAndroidやWindowsなどAirDropが使えない友だちや家族に写真や動画を手軽に共有するのに最適な新機能が「iOS 12」で利用可能になる。ただし、リンクの有効期限として30日間の制限があり、あくまでもベータ版のため正式リリースが送れることや取り下げになる可能性もある。
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