iPhone 12 Pro Max、早くもデザイン・サイズ判明か
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

今年発売の新型iPhone(仮称:iPhone 12)では、5G対応やデザイン変更など大規模なアップデートが予想されている。
デザインに関してはディスプレイとフレームがフラットな形状に変化することでiPhone 5を彷彿とさせる外観になるとされていたが、今日それらの噂を裏付けるCADデータが流出した。
全面フラット化、全辺ベゼル狭小化
「iPhone 12 Pro Max」のCADデータを公開したのはEverythingApplePro。数々のリーク実績があるMax Weinbachが情報を提供した。CADデータは開発中のもの、信ぴょう性は不明。
公開された3D CADデータは全面フラットなデザインに変化することを示している。
電源キーの下にはSIMカードスロットに代わって謎のコネクタが配置されるようだ。昨年末にMacお宝鑑定団Blogが入手した3Dプリントモックからも同じコネクタが確認されている。
コネクタの正体は不明だがApple Pencilのようなペンデバイス用だろうか。iPad用のApple Pencilはサイズが大きすぎることからApple Pencil Miniのようなものが発売されるかもしれない。
なお、SIMカードスロットは音量キーの下に場所を移すようだ。

6.7インチのビッグディスプレイは、ノッチの形状が変化して小型化されるだけでなく全辺のベゼルが0.9mmも薄くなることでかなりスタイリッシュに変化している。画面占有率が大幅に上がることで高い没入感と迫力のある映像が楽しめるはずだ。ただ、画面サイズが大きくなることもあって本体サイズは「iPhone 11 Pro Max」に比べてさらに一回り大きくなる。
なお、ノッチが小さくなったことで顔認証「Face ID」を実現するTrueDepthカメラの搭載スペースが見当たらない。噂されている画面内蔵型の指紋認証センサー「Touch ID」が実現するのだろうか。
iPhone 5との大きな違いはカメラにあるようだ。3つのレンズに深度測定用の「LiDARスキャナ」を加えたクアッドカメラはボディから突き出るためフルフラットになってない。なお、カメラのレイアウトは決まっているようだが、レンズのサイズや配置間隔はまだ決定していないとのこと。
充電端子はUSB-CではなくLightningを継続搭載する。AppleはUSB-Cをスキップして一気にフルワイヤレス化を実現するかもしれない。
