Appleは例年9月に新型iPhone(仮称:iPhone 12)を発表して同月下旬ごろに発売しているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開発に遅れが生じていると報じられている。
これまでに複数の情報源が10月発売になると報じているが、新たにQualcommがiPhone 12シリーズの発売が遅れる可能性をほのめかした。
世界的な5Gスマホの発売遅れで低い決算予想に
今日、半導体メーカーのQualcommが2020年4月〜6月期の決算発表を行った。新型コロナウイルス感染拡大の影響で前年比大幅減となったが、予想を上回ったことで市場の反応は良い。
一方で7月〜9月の決算見通しは市場予想をやや下回った。MacRumorsやCNBCによると、5Gパートナーの1社が“わずかに”発売を延期することや世界的な5G対応のフラグシップスマートフォンの発売の遅れが理由としている。
業績に影響を与えるほどのスマートフォンを開発する企業。そして、Qualcomm製造の5GモデムがiPhone 12シリーズに採用と噂されていることを考えると、匿名の1社はAppleの可能性が高いようだ。
これまでの噂によると、iPhone 12シリーズは通常モデル2機種、Proモデル2機種の全4機種がラインナップされ、すべて5Gに対応すると報じられている。下位モデル2機種はカバーエリアの広いSub6のみ対応、上位モデル2機種はSub6に加えて超高速なミリ波を加えた“フル5G”となるようだ。
例年よりも新型iPhoneの発売日が遅れる可能性は非常に高いようだが、発表日までは変更されるかはわからない。例年どおりであれば9月中旬までにスペシャルイベントが開催される。今年はWWDC2020のようなオンライン限定イベントになるだろう。
コメントを残す