4ヶ月後に発売と報じられているAppleの新型iPhone(仮称:iPhone 13またはiPhone 12s)は、昨年発売されたiPhone 12シリーズと同じ4機種のラインナップで縦と横の本体サイズは変わらないと報じられている。
一方で本体の“厚み”や特にカメラのサイズは大幅に変更される可能性が高いようだ。今年9月の発売に向けて開発が進んでいるiPhone 13シリーズの設計図を見たMacRumorsによるとカメラの厚みは最大で2倍になるという。
iPhone 13 Proはカメラの縦横サイズも巨大化
MacRumros
iPhone 13の設計図によると、同じ6.1インチのディスプレイを搭載するiPhone 13とiPhone 13 Proは本体の厚みは7.57mmでiPhone 12の7.4mmから0.17mmだけ厚みが増すという。
本体の厚みが増える変更は批判されがちだが、この程度の変化なら気づく人はほとんどいないはず。iPhone 11は8.3mm、iPhone 11 Proは8.1mmのため2年ごとに新型iPhoneに買い替えている人にとっては薄型化になる。
これまでの噂によればiPhone 13 miniも厚みは7.57mmと報じられている。最も巨大なiPhone 13 Pro Maxは7.65mmになるようだ。
本体の厚さ | |
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iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro | 7.57mm |
iPhone 13 Pro Max | 7.65mm |
iPhone 12 / 12 Pro | 7.4 mm |
iPhone 11 | 8.3 mm |
iPhone 11 Pro | 8.1 mm |
変化の小さい本体の厚みに比べてカメラは大きな変化があるとのこと。
iPhone 12とiPhone 12 Proのカメラの出っ張りは1.5mm〜1.7mmだったが、今年発売されるiPhone 13のカメラ突起は2.51mmでiPhone 13 Proは3.65mmになるという。机に置いた状態で操作する時のガタツキでストレスも増えそうだ。
また、iPhoneのカメラは厚みのある土台の上からレンズが飛び出る2段階の設計になっているが、iPhone 13シリーズはiPhone 12シリーズに比べて土台の厚みも増すため、本体から3〜4つのレンズだけが煙突のように伸びるわけではないとのこと。
カメラの出っ張り | |
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iPhone 13 | 2.51 mm |
iPhone 13 Pro Max | 3.65 mm |
iPhone 12 / 12 Pro | 1.5〜1.7 mm |
MacRumros
カメラは厚みだけでなく縦と横のサイズも変更されるようで約28mm×30mmのiPhone 12とiPhone 12 Proのカメラに対して、iPhone 13は約29mm×29mm、iPhone 13 Proは約36mm×37mmになるとのこと。
カメラのサイズ | |
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iPhone 13 | 約29mm×29mm |
iPhone 13 Pro | 約36mm×37mm |
iPhone 12 / 12 Pro | 約28mm×30mm |
巨大化するiPhone 13 ProのカメラはiPhone 12 Pro Maxと同じカメラ性能になることが期待される。
これまでの噂によれば、iPhone 12 Pro Maxに限定されていた暗所でのパフォーマンスと手ブレ補正性能が向上するセンサーシフト式の光学式手ぶれ補正が追加され、広角レンズだけではなく他のレンズでも利用可能になる。カメラセンサーも大型になるようだ。
なお、今回の情報はAppleのデザインプランを予測した実績のある情報源から得た設計図によるもので、ケースなどを販売するアクセサリメーカーがすぐに対応製品を発売できるように使用されるもの。サイズ情報に関しては正確である可能性が高い。