7月29日、KDDIが記者会見を行い、今月2日から音声通話およびデータ通信の利用しづらい状況が61時間続いたau回線の通信障害に関する説明を行いました。
通信障害は、au・UQ mobile・povo、MVNOや楽天モバイルなどau回線利用事業者の通信、ホームプラス電話、ホーム電話、auフェムトセル、SMS送受信、法人向けサービスなどが利用できない、または利用しづらい状況が約61時間続くなど、KDDIの歴史上一番大きな障害になりました。
約款返金とお詫び返金を実施
今回の通信障害を受けて、KDDIは271万人を対象に「約款返金」と、3,589万人を対象に「お詫び返金」を実施すると発表しました。
KDDIは両返金を合わせて返金額が73億円になると説明しています。
#au通信障害 の補償内容
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) July 29, 2022
約款返金とお詫び返金を実施
1.約款返金は料金プランの基本使用料等の2日分相当額
2.お詫び返金は請求額から200円
※povo2.0は基本料0円のため1GB/3日間を進呈 pic.twitter.com/ZLl6xJtflu
約款返金とは?
約款返金は、通信障害期間中、24時間以上連続してすべての通信サービスを利用できなかった、またはそれと同程度の状態のユーザー(音声通信サービスのみ契約の)を対象にしたもの。
約款返金によって、契約の料金プランの基本使用料等の2日分相当額を請求額から減額されます。
お詫び返金とは?
約款返金に加えて、重大性、影響の大きさを真摯に受け止め、通信障害期間中にスマートフォン、携帯電話、ホームプラス電話を契約するすべてのユーザーに対して「お詫び返金」を実施します。
お詫び返金によって、請求額から税抜200円が減額されます。
なお、povo2.0については基本料0円であることから返金に替えてデータトッピング1GB/3日間を進呈すると発表しています。
返金の案内
KDDIは、今回の返金について7月29日にKDDIのウェブサイトで掲載し、7月30日から新聞各紙にて返金内容を掲載することも案内しています。
また、8月中旬以降に返金対象のユーザーが確定するため、SMSで順次案内を開始。9月以降に請求額から返金額を減算するとのこと。
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