会員数が2億人を突破した動画配信大手のNetflixが月額料金を値上げした。日本での値上げは2018年8月以来2回目。
新型コロナウイルス感染拡大によるステイホームによって2020年末時点で有料会員数が2億人を突破。日本でも1年で200万人が増えて500万人を突破している。
映画やドラマの作品数を着実に増やすための料金見直し
Netflixには3種類のプランが用意されている。同時視聴不可・480pの画質で楽しめるベーシックは月額800円から月額900円に、2台まで同時視聴可・1080pの画質で楽しめるスタンダードは月額1,320円から月額1,490円に値上げ。4台まで同時視聴可・4K+HDR対応のプレミアムは月額1,980円から変わらない。
なお、海外では2020年10月にアメリカとカナダで、2021年にはイギリスで月額100円〜300円の値上げが発表されていた。
きょう以降Netflixに新規登録する場合は新しい料金が適用され、既に登録している場合は来週以降、メール等で料金改定を案内し、翌月以降の支払いから値上げが適用される。
パートナー経由で加入している場合は、今後順次適用される予定で適用のタイミングはパートナーごとに異なるとのこと。なお、Netflixとのセットプランを提供しているauは他のプランも含めて3月中に料金改定を実施すると案内している。
Netflixは値上げの理由として「素晴らしいエンターテイメントへ投資を継続し、映画やドラマの作品数を着実に増やしていけるよう、サービス料金の見直しを適宜行なっている。日本のメンバーにより多くの選択肢を提供し、継続的にNetflixの価値を高めていくことが不可欠であり、同時に、メンバーに手頃な価格でご利用いただけることが重要であると考えている」とコメントしている。
コメントを残す