Nothing Phone (3)の新しい象徴「Glyph Matrix」が初公開。意外にも控えめなデザインに
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

夏が到来し、スマートフォンの新機種ラッシュが始まりました。そんな中、Nothingが来月発表する“真のフラグシップ”スマートフォン「Nothing Phone (3)」は、この夏を代表する注目機種のひとつです。
Nothing Phoneシリーズは、通知や着信に応じて背面が光る「Glyphインターフェース」で話題を集め、Nothing OSによるユニークな体験も相まって、日本を含む世界中でファンを獲得してきました。
そんなNothingが、正式発表を前に新しいGlyphインターフェース「Glyph Matrix(グリフマトリックス)」の存在を明かしています。
リーク画像は偽物だった
Glyph Matrixは、これまでのGlyphインターフェースとは異なり、意外にも“控えめ”なデザインとなっています。
というのも、従来は背面全体に大胆に配置されていましたが、Glyph Matrixは背面右上の一部に小さく配置されたLED群で構成されています。
このGlyph Matrixは、マトリックス状に並んだドットLEDが何らかのロゴを形作るようにパターンを変化させることが可能で、これまでにない新たな表現手法の可能性を感じさせます。

投稿には「光が言語になる(When light becomes language)」というメッセージも添えられており、これまで以上に光だけで多彩な情報を伝えるためのインターフェースへと進化していることがうかがえます。
これまでは、通知・タイマー・進行状況・音量などを一直線またはカーブ状のLEDバーを点灯させたり、点滅させることで表現していましたが、ドット状のGlyph Matrixではロゴや簡易的なテキストのように、より具体的な情報伝達が可能になるのかもしれません。

Nothing Phone (3)をめぐっては、これまでに複数のリーク画像がSNS上に出回っていましたが、いずれも信ぴょう性には疑問がありました。
携帯総合研究所では、それらの画像を紹介してきませんでしたが、今回の公式発表によって、それらがすべて誤りだったことも明らかになっています。
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