自前のネットワークの楽天回線エリアとauネットワークのローミングによるパートナー回線エリアで通信サービスを提供している楽天モバイル
昨年10月から一部地域でパートナー回線の提供終了が発表されており、今年の3月末をもって東京都(一部を除く)で提供終了となった。
新たに2022年3月末に千葉県、神奈川県でパートナー回線エリアの提供終了が発表されている。
パートナー回線の提供終了による影響は?
楽天モバイルは2026年3月31日までKDDIのローミングでパートナー回線エリアを提供する予定だが「人口カバー率70%を上回った時点で両社の協議を以て、各都道府県のローミング提供の継続・終了を決定」すると説明している。
昨年10月、KDDIのウェブサイトでは2020年10月以降に順次終了する都道府県として東京都、大阪府、奈良県(いずれも一部)が掲載され、東京都については2021年3月末に原則終了と案内されていた。
4月1日時点ではローミング提供終了エリアとして東京都 (一部除く)、ローミング提供順次終了エリアとして宮城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、新潟県、静岡県、愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、奈良県、愛媛県、福岡県が掲載されている。また、千葉県、神奈川県については2022年3月末に原則終了するという。
- 宮城県
- 埼玉県
- 千葉県
- 2022年3月末に原則終了
- 神奈川県
- 2022年3月末に原則終了
- 新潟県
- 静岡県
- 愛知県
- 滋賀県
- 京都府
- 大阪府
- 兵庫県
- 広島県
- 奈良県
- 愛媛県
- 福岡県
楽天モバイルはパートナー回線の提供終了による影響について基本的に問題はないものの、ごくごく一部で繋がらなくなったユーザーもいることから基地局の至急建設や無料で使えるMVNOの端末を渡すなどの対応を行っていると説明していた。
なお、楽天回線エリアは2021年夏頃に全国人口カバー率が96%に到達する見込みとなっている。楽天モバイルのエリアマップは公式サイトで確認できる。
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