楽天モバイルが通信品質の改善に関する取り組みについて発表しました。
特に地下鉄では、混雑時の通信品質を改善するために、帯域幅の拡張を行っており、2025年3月末までに拡張が40%完了、2026年3月末までに100%完了を目指しています。
混雑時でもつながりやすく
楽天モバイルによれば、繁華街や屋内でまだつながりにくいという利用者の声があるとのこと。
特に利用者からの報告が多い箇所として地下鉄、屋内施設、ビル間の路地、人混みを挙げるとともに、プラチナバンドの活用や5Gの整備、ソフトウェアアップデートによるトラフィックの分散によって品質向上に取り組んでいるとします。
利用者からの通信品質レポートが多い箇所と対策
決算会見では、東京メトロを対象にした帯域幅の拡張整備が説明されました。
拡張整備では、帯域幅が従来の5MHzから20MHzに拡張され、整備が完了した駅には「電波強化完了!!」の広告が掲出されます。
帯域幅は道路の幅に例えられ、広くなるほど混雑が緩和され、駅の利用が集中する時間帯でも快適な通信できるようになります。
東京メトロでは2026年3月末までに帯域幅の拡張が完了
さらに、衛星通信との干渉緩和による5Gの出力強化も関東地方で継続的に行われており、帯域幅の広い5Gにつながるユーザーが増加することでトラフィックが分散して、人混みやラッシュ時の体感が向上するとしています。
コメントを残す