GoogleがPixel Fold、Motorolaがrazr 40 Ultraを発売するなど、2023年は折りたたみスマートフォンにとってのビッグイヤーでした。
“Samsungの一強状態が崩れた”とまでは言わないものの、特に日本では優れた折りたたみスマホの選択肢が増えたことで、より一層活気づいています。
それでも価格の問題は解消されていません。Galaxy Z Fold5とPixel Foldは約25万円、Galaxy Z Flip5とrazr 40 Ultraは約15万円と高額であることから普及にはまだ時間がかかりそうですが、待望の低価格な折りたたみスマートフォンが来年にも登場する可能性があるようです。
低価格モデルはGalaxy Z Flip?
TrendForceがサプライチェーンから得た情報として、Samsungが2024年に手ごろな価格の折りたたみスマートフォンを発売すると報じました。
折りたたみスマートフォンの多くは、最新の技術や最高の性能を詰め込んだハイエンドモデルですが、手ごろな折りたたみスマートフォンは性能を抑えたミッドレンジになるとのこと。
Samsungは通常のスマートフォンを半分に折りたためるFlipフォンと、タブレットサイズのディスプレイをポケットサイズに折りたためるFoldフォンの2種類を展開していますが、どちらの形状で販売されるのか、両方で販売されるのかは不明。価格帯もわかりません。
ただ、値下げの予兆がないFoldフォンに対して、Flipフォンのカテゴリでは、Motorolaが699ドルのrazr 40、Tecnoが600ドルのTecno Phantom V Flipを発売するなど、新たに中価格帯のラインができる気配があり、Samsungもここを狙っているのかもしれません。
若い世代を中心に人気を集めるGalaxy Z Flipに手ごろな価格帯のモデルがあれば、さらに人気を高めることになりそうです。
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