5月12日、ソニーが2022年夏モデルとして発売するフラグシップスマートフォン「Xperia 1 IV」(エクスペリアワンマークフォー)を正式発表しました。
ズーム撮影に特化した望遠レンズがスイッチ式ではなく、焦点距離85-125mmをカバーする真の光学ズームレンズを搭載。5000mAhの大容量バッテリー、Snapdragon Gen 1を搭載して登場します。
すでにauオンラインショップ、ドコモオンラインショップ、ソフトバンクオンラインショップで予約受付がスタートしています。
目次
- 1分でわかる「Xperia 1 IV」
- デザイン
- ディスプレイ
- カメラ
- ゲーミングと電池持ち
- Xperia 1 IVの発売日はいつ?販売価格とストレージも
- Xperia 1 IVとXperia 1 IIIの違いを比較
1分でわかる「Xperia 1 IV」
- 焦点距離85-125mmをカバーする真の光学ズームレンズ
- 6.5インチの4K HDR 有機ELディスプレイ
- 120Hzのリフレッシュレート
- カラーはブラック、アイスホワイト、パープルの3色
- 5,000mAhの大容量バッテリー
- 12GBのメモリと512GBのストレージ
- チップセットはSnapdragon Gen 1を搭載
- 販売価格は3キャリアとも19万円...!!
- 発売日は6月上旬以降
- ドコモとソフトバンクは6月3日発売
デザイン
Xperia 1 IVのデザインは、フラットスクリーンとフラットエッジのメタルフレームで構成されるボディを継続しています。
縦長のカメラユニットを配置するバックパネルは、指紋が目立ちにくいサラサラな質感のフロストガラス(すりガラス)。前世代のモデルでも好評でした。
本体の大きさは前世代のXperia 1 IIIから変わらないものの、重さは最大3g軽量化されています。
トップにイヤホン端子、ボトムにSIMカードスロット、右側面にはボリュームボタン、指紋認証センサーを内蔵した電源ボタン、カメラ専用のシャッターボタンが配置されています。
他のアプリや機能に割り当てを変更することができず、多くの批判を浴びていたGoogleアシスタント専用ボタンは廃止になりました。
カラーは鉱石のような質感の「ブラック」、結晶のように輝く「アイスホワイト」、Xperia伝統の神秘的な「パープル」の3色です。
ディスプレイ
ディスプレイに大きな変化はなく、画面の大きさは前世代と同じ6.5インチ、縦横比21:9のシネマワイド仕様、4K HDR リフレッシュレート120Hzの有機ELディスプレイです。
進化したの表現力です。新機能の「リアルタイムHDRドライブ」によって、動画などフレームごとの輝度や階調を動的に解析し、夕日などの白とびしやすい明るいシーン色の再現性を最適化。また、画面の最大輝度が約50%向上によって表現力が向上しています。
カメラ
最も大きく進化したのは、世界初*の望遠光学ズームを搭載したZEISSコラボカメラです。
Xperia 1 IIIは、光学2.9倍と光学4.4倍ズームを1レンズでカバーする可変式望遠レンズを搭載していましたが、Xperia 1 IVは、カメラ専用機と同じ構造の焦点距離85-125mm(3.5〜5.2倍のズーム倍率)をカバーする“真の光学ズームレンズ”を搭載しています。
フロントカメラは暗いシーンでもノイズの少ないきれいな写真を撮影できるほか、4K HDR撮影が可能な12メガピクセルの大型化したイメージセンサーを搭載。
高速イメージセンサー(120fps読み出し)を備えた85-125mmの全域で光学ズームを実現するペリスコープレンズ搭載のスマートフォンとして
広角・超広角・望遠といった3つのレンズすべてが120fps高速読み出しに対応。これによって、リアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキング、HDR対応の最高20コマ/秒のAF/AE追従高速連写、4K 120fpsの動画撮影が全レンズで利用できます。
手ブレしやすいシチュエーションでも、スムーズな映像を撮影できるFlawlessEye対応のハイブリッド手ブレ補正、動画録画中に複数枚重ね合わせて、解像感を維持しながらより広いダイナミックレンジも実現。動画撮影時に超広角の16mmから375mmまでのシームレスズームが可能です。
Xperia 1 IVのカメラ作例
ゲーミングと電池持ち
2022年のPUBG Mobile世界大会の公式端末として使用されるXperia 1 IVはゲーミング性能および機能にも優れます。
チップセットは最新の Snapdragon 8 Gen 1、メモリは大容量の12GBを搭載し、5000mAhの大容量バッテリーによるスタミナ仕様です。30分で50%まで充電できる急速充電にも対応しています。
ディスプレイは対応のゲームアプリで映像がなめらかに表示されるリフレッシュレート120Hzに対応。タップ抜けを防ぐ240Hzのタッチサンプリングレート、ゲームで視認しにくい黒や灰色など暗い部分を明るく表示できる「L-γレイザー」、敵の足音や銃声など、勝つために必要な特定の音を際立たせる「オーディオイコライザー」、ボイスチャット時の雑音を除去してクリアな音声でプレイできるボイスチャットマイクの最適化、バッテリーを充電せず本体に直接給電することで電池持ちと発熱を気にせずプレイできる「HSパワーコントロール」も引き続きサポート。
最大120fpsのなめらかな映像で記録できる「ハイフレームレート録画」や簡単にゲームのライブ配信を開始できるほか、コメントをオーバーレイで表示できる「ゲームハイエンサー」も利用できます。
Xperia 1 IVの発売日はいつ?販売価格とストレージも
Xperia 1 IVはドコモ、au、ソフトバンクの携帯3社から2022年6月3日に発売されます。ストレージ容量は256GB。販売価格は約19万円です。
au版Xperia 1 IVの機種代金は192,930円。スマホトクするプログラムによって最終回分の81,840円の支払いが不要になるため、実質負担金は111,090円です。
「スマホトクするプログラム」は、24回の分割で対象機種を購入し、13〜25ヶ月目までに端末を返却すると、残価として設定された最終回分の支払いが不要になる端末購入サポートプログラムです。
ドコモ版Xperia 1 IVの機種代金は190,872円。いつでもカエドキプログラムによって残価分の80,520円の支払いが不要になるため、実質負担金は110,352円です。
いつでもカエドキプログラムは24回の分割で対象機種を購入し、端末の返却時期に応じて残価額の支払いが不要になったり、早期返却で割引が受けられる端末購入サポートプログラムです。
ソフトバンク版Xpeira 1 IVの機種代金は199,440円です。新トクするサポートによって半額分の支払いが不要になるため、実質負担金は99,720円。
新トクするサポートは48回の分割で対象機種を購入し、25ヶ月目以降に端末を返却すると半額分の支払いが不要になる端末購入サポートプログラムです。
前世代のXperia 1 IIIの機種代金はドコモ版が154,440円、au版が178,000円、ソフトバンク版が188,640円(発売時)だったので、値上げとなりました。
Xperia 1 IVとXperia 1 IIIの違いを比較
Xperia 1 IV | Xperia 1 III | |
---|---|---|
サイズ | 165 x 71 x 8.2mm | 165 x 71 x 8.2mm |
重さ |
| 188g |
ディスプレイ |
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カメラ |
|
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チップセット | Snapdragon Gen 1 | Snapdragon 888 5G |
メモリ | 12GB | 12GB |
ストレージ | 256GB/512GB | 256GB/512GB |
microSDカード | 最大1TB | 最大1TB |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 4,500mAh |
販売価格 |
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