ワイドタイプの本命か「Xiaomi 18 Fold」実機公開。2億画素・光学3.5倍望遠、フレックスモードも示唆
Y.Sakakura
Xiaomiがドイツ・ベルリンで開催されているIFA 2026において、新型折りたたみスマートフォン「Xiaomi 18 Fold」の実機を公開しました。
Samsungが8月に発売した「Galaxy Z Fold8」と同じく、高さを抑えて横幅を広げたワイドタイプの折りたたみスマートフォンで、9月7日に中国で正式発表される予定です。
正式発表に先がけて、Xiaomi独自のフラグシップSoC「Xiaomi XRING O3」の搭載をはじめ、ディスプレイやカメラ、バッテリーなど主要な仕様も明らかにされています。
Xiaomiは妥協なしのワイド折りたたみ
Xiaomiはこれまで、大画面のブック型「MIX Fold」シリーズと、縦折りの「MIX Flip」シリーズを展開してきました。
今作はMIXブランドではなくナンバリングモデルの「Xiaomi 18」を冠するFoldモデルで、Xiaomi 18シリーズで最上位に位置するフラグシップとして投入されます。
Xiaomiの創業者で会長兼CEOを務めるLei Jun(雷軍)氏は、この新しいフォームファクターを「中折叠」と表現。
本のように横に開くMIX Foldよりもコンパクトで、ガラケーのように縦に折りたたむMIX Flipよりも大きい新たなカテゴリーとして、高さを抑えて横幅を広げた形状を採用しています。

ディスプレイはカバー側が5.38インチ、開いた状態では7.58インチです。
耐久性も強化され、新世代のヒンジに加えて、折りたたみディスプレイには2層構造のUTG(超薄型ガラス)、ボディには高強度の7000系アルミニウム合金フレームを採用。Xiaomiは1.2mからの落下耐性もアピールしています。
公開されたティザーでは、本体を回転させることで横長と縦長の表示を切り替え、コンテンツを画面いっぱいに表示する様子も紹介されています。
Galaxy Z Fold8ではメインディスプレイの右側中央付近にインカメラが配置されていますが、Xiaomi 18 Foldでは右上に配置。横向きで動画などを表示した際に、カメラがコンテンツと重なりにくいレイアウトです。

独自チップ「XRING O3」を搭載
SoCにはXiaomi独自のフラグシップAI SoC「Xiaomi XRING O3」を搭載します。
XRING O3は10コアCPUを採用。XiaomiはGPU性能が85%向上し、消費電力を64%削減したと説明しています。
さらにLPDDR6メモリに対応し、メモリ帯域幅は最大113.8GB/s。オンデバイスAIモデル「Xiaomi MiMo」の処理を想定してNPUも再設計されています。
Xiaomiが公表したAnTuTuベンチマークスコアは522万点以上。Snapdragon 8 Elite Gen 5搭載機では400万点前後が上位となっており、公称値では大きく上回っています。従来の りコンパクトな筐体だけに、高負荷時の放熱性能やピーク性能をどこまで維持できるかも注目されます。
AIを活用した新しい操作も披露されています。
電子書籍を読みながら、わからない文章をドラッグして翻訳したり、ワイドディスプレイを3分割して左側にチャット、中央に商品、右側にショッピングサイトを表示。ショッピングサイトの商品を中央の画面へドラッグすると、同じ商品を検索するといった使い方も紹介されています。

2億画素カメラと3.5倍ペリスコープ望遠
バックカメラはLeicaと共同開発したトリプル構成。カメラユニットには「LEICA VARIO-SUMMILUX 1:1.7-2.8/17-80 ASPH.」と刻印されており、35mm判換算で17mmの超広角から80mmの望遠までをカバーします。
メインカメラは1/1.56インチの大型センサーを採用した2億画素。さらに5000万画素の超広角カメラと、光学3.5倍に対応する5000万画素の望遠カメラを備えます。
6000mAhバッテリー、50Wワイヤレス充電にも対応
バッテリー容量は6,000mAh。シリコン含有率20%、エネルギー密度920Wh/Lをうたう「Xiaomi Jinshajiang Battery」を採用します。
充電は67Wの有線急速充電に加えて、50Wのワイヤレス急速充電にも対応します。
公開されたティザーには、本体を完全に開かず、途中の角度で固定して使用するカットも登場します。
Galaxy Z Fold8では、ヒンジを90度を超えた角度で保持できず、折りたたみ角度に応じて専用UIを表示するフレックスモードにも対応していません。

Xiaomi 18 Foldは、2億画素カメラや光学3.5倍望遠、6,000mAhバッテリー、67W有線・50Wワイヤレス充電など、Galaxy Z Fold8にはない強みを備えており、スペックだけを見ればワイドタイプの本命と言える仕上がりです。
一方で、日本での発売は現時点で未定。Xiaomi史上最高峰のモデルに位置付けられていることから、価格も高額になるとみられます。
























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