ドコモが2021年6月に発売したソニー製のスマートフォン「Xperia 10 III」にて、モバイルSuicaやモバイルPASMOに関する不具合が発生しています
不具合の原因は3月7日に実施したソフトウェアアップデートの不備。ドコモだけでなくauやワイモバイルも「確認すべき項目が検知されましたので現在、本アップデートを停止しております」と案内していることからドコモ端末以外にも同様の不具合が発生しているようです。
auやワイモバイルは不具合の内容について詳細を説明していませんが、ドコモによれば3月7日に配信したアップデート後に、モバイルSuica定期券の購入やモバイルSuicaでのグリーン券の購入、モバイルPASMOの新規発行および機種変更等のためのカード預け入れができないことを確認しているとのこと。
ドコモは不具合の発表後に、エラーが発生した場合は、改札や街中での決済・チャージ等、利用全般できなくなるなど、新たな不具合を追加発表しています。
- モバイルSuicaとモバイルPASMOでの定期券の購入
- モバイルSuicaとモバイルPASMOでの新規発行、および機種変更等のためのカードの預け入れ、引き出し
- モバイルSuicaでのグリーン券のご購入
- プラスチックICカードからモバイルSuicaおよびモバイルPASMOへの移行
- 上記のエラー発生後は、改札や街中(コンビニ等)での決済・チャージ等、利用全般不可
- 上記以外にも利用できないサービスあり
影響範囲については説明されておらず、不具合がすべての機種で発生するのか、一部の機種で発生するのかは不明。復旧見込みについては「確認中」としています。
Xperia 10 IIIは、光沢仕上げのガラスとマットなメタルフレームを組み合わせた防水対応のボディに、6.0インチ/縦横比21:9の縦長ディスプレイを搭載した片手でも持ちやすい横幅68mmのハンドフィットサイズが特徴のモデルとして2021年6月または7月にドコモ、au、ワイモバイルから発売されました。
機種代金5万円ながら超高速通信の5Gや広角・超広角・望遠レンズで構成されたトリプルカメラ、スムーズに画面ロックを解除できる指紋認証、ハイレゾ、おサイフケータイにも対応しています。
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