ソニーが8月30日に開催するプレスカンファレンスで発表の可能性が高い次期フラグシップモデル「Xperia XZ3」のレンダー画像が登場した。流出したCADデータを元に作成されていてXperia XZ3の詳細なスペック・デザインが明らかになっている。
「Xperia XZ3」のスペック・デザインが明らかに
Xperia XZ3のレンダー画像を公開したのはおなじみのリーカー、Steve H.(@OnLeaks)
公開された画像からはやや存在感のあるベゼルと縦長のディスプレイを採用することがわかる。ディスプレイはエッジ部分が湾曲した2.5Dガラスでカバーされるようだ。
Xperia XZ2シリーズではPremiumのみデュアルカメラが採用されたことで一眼レフのような背景をぼかして撮影したり、カラーセンサーとモノクロセンサーが捉えた画像を内部で合成し、より高画質な写真とノイズが少なく明るい動画撮影を可能にしたが、残念ながら次期シリーズでも「Xperia XZ3」はシングルレンズとなる。カメラのすぐ下には指紋認証センサーが配置され、カメラ・指紋認証センサーはボディの中央に縦一列で並んでいる。
ボディのデザインはXperia XZ2シリーズで採用された手にフィットするラウンド形状の「アンビエントフローデザイン」で背面は艶のあるガラスで包まれている。新しいラウンドフォルムのデザインは背面が“モッコリ”していることが不評となっていたが、Xperia XZ3では多少改善されているように見える。
今回のレンダー画像は流出CADデータから作成されているため、本体サイズも明らかになった。158.3 x 73.08 x 9.9mm(最厚部10.1mm)で、Xperia XZ2(153 x 72 x 11.1mm)に比べて厚さが1mm小さくなっていることからやはり背面の“モッコリ”具合は多少改善されているのかもしれない。一方、縦と横幅は大きくなっていることからディスプレイのサイズが変わらなければベゼル部分の厚みが増すことになる。
底面にはUSB-C端子を搭載。イヤホン端子はない。右サイドにはボリュームキー、電源キー、カメラキー、天面にはSIMカードスロットが配置されるようだ。
compareraja.in経由で公開されたレンダー画像は全4枚、YouTubeには動画も公開されている。同ブログがまとめている「Xperia XZ3」のリーク情報によれば、5.7インチ/フルHD+(2,160×1,080ピクセル)の縦長ディスプレイを搭載。プロセッサはSnapdragon 845でメモリは大容量の6GB。ストレージは64GB/128GBのラインナップでmicroSDカードで拡張することも可能。バッテリー容量は3,240mAhでQuick Charge 3.0による急速充電に対応。OSには今秋公開予定のAndroid 9.0 Pを搭載する。
カメラは19MPと12MPから構成されるデュアルカメラでフロントには13MP・f/2.0のカメラが搭載されると噂されていたが今回のレンダー画像から間違いであることが明らかになった。
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