ワイモバイルでは料金プランごとに決められたデータ容量を使い切ると送受信ともに最大128kbpsの速度制限がかかってしまう。この速度制限を解除するには手続きが必要で解除料金が必要になる場合もある。
この記事ではワイモバイルの速度制限を解除する方法を解説する。
目次
- ワイモバイルの速度制限と制限解除の料金
- データ容量2倍キャンペーン
- 速度制限をウェブで解除する
- 3-1. 契約者専用サイト「My Y!mobile」に登録する
- 3-2. 速度制限を解除する
- 速度制限を電話で解除する
- 速度制限を自動で解除する「快適モード」
ワイモバイルの速度制限と制限解除の料金
ワイモバイルのスマートフォン向け料金プラン「スマホプランS/M/L」では、それぞれのデータ容量、1GB/3GB/7GBを超過すると通信速度が送受信ともに最大128kbpsに制限される。速度制限は1ヶ月のデータ使用量によるものだけで3日間のデータ使用量による速度制限は存在しない。
なお、速度制限を解除して元の通信速度に戻すには500MB(0.5GB)ごとに500円が必要になる。
【必読】データ容量2倍キャンペーンの注意点
ワイモバイルでは、2017年9月1日からデータ容量が2倍になる「データ容量2倍オプション無料キャンペーン」を提供している。
キャンペーンの内容は、新規契約またはのりかえ(MNP)、ソフトバンクからの番号以降、契約変更、機種変更でスマホプランS/M/Lを契約すると、データ容量2倍オプションの月額料金500円が2年間無料になるというものだ。
このキャンペーンの注意点は料金プランのデータ容量が2倍になるのではなく、速度制限を解除できるオプションが一定量(契約しているデータ量と同じ分)だけ無料で利用できるということだ。つまり、速度制限の解除を申し込まないかぎり特典は利用できない。知らなかったという人も多いはずだ。
速度制限をウェブで解除する
契約者専用サイト「My Y!mobile」に登録する
速度制限をウェブで解除するには契約者専用サイト「My Y!mobile」の登録作業が必要になる。まずはWi-Fiをオフにして登録ページにアクセスしたら、電話番号と契約時に設定した暗証番号を入力して「次へ」ボタンをタップ。SMSにログインページのリンクとパスワードが書かれたメッセージが送信される。
SMSに書かれたリンクをタップして電話番号とパスワードを入力後、ログインできれば「My Y!mobile」の登録は完了だ。
速度制限を解除する
ウェブで速度制限を解除するには「My Y!mobile」にアクセスしてデータ通信量の項目にある「もっとみる」をタップする。続けて“通常速度の戻す申込”の「次へ」ボタンを選択。最後に“よろしければ「申込」ボタンを押してください。”のメッセージの下にある「申込」ボタンをタップすると速度制限が解除される。
なお、速度制限を解除すると、データ容量500MB分だけ通常の通信速度に戻る。500MBを使い切ったら速度制限が有効になったことを知らせるメッセージがSMSで届くため、再び同じ手続きを行わなければならない。いちいち面倒だという場合は「快適モード」をオンにしよう。
速度制限を電話で解除する
速度制限は電話で解除することも可能できる。ワイモバイルのSIMカードが挿入されたスマートフォンからは「116」、その他の携帯電話や固定電話からは「0120-921-156」に発信すると自動音声応答サービスにつながって音声ガイダンスが流れるので「2」→「3」とプッシュする。オペレーターに繋がったら「速度制限を解除したい」と伝えれば速度制限が解除される。
なお、速度制限を解除すると、データ容量500MB分だけ通常の通信速度に戻る。500MBを使い切ったら速度制限が有効になったことを知らせるメッセージがSMSで届くため、再び同じ手続きを行わなければならない。いちいち面倒だという場合は「快適モード」をオンにしよう。
速度制限を自動で解除する「快適モード」
500MBを使い切るたびに速度制限を手動で解除するのがめんどくさい場合は「快適モード」を有効にすると自動で速度制限が解除される。また、制限解除の上限回数も設定できるため、無料キャンペーンが適用されている場合は新たに料金を請求されることもない。
快適モードをオンにするには「My Y!mobile」にアクセスしてデータ通信量の項目にある「もっとみる」をタップする。続けて“ご利用モードの設定”の「次へ」ボタンをタップする。
「快適モード」にチェックを入れて「上限回数」を選択する。無料キャンペーンの適用内で速度制限を解除するには、スマホプランSを契約している場合は2回まで、スマホプランMは6回まで、スマホプランLは14回までを選択しよう。選択を終えたら「次へ」ボタンをタップする。
申込内容を確認して「設定」ボタンをタップすると快適モードがオンになる。なお、キャンペーンが終了すると、速度制限が解除されるたびに料金が請求されるためキャンペーンの終了時期をカレンダーに登録するなどして快適モードをオフにしておこう。
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