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ロシアのキャリアが相次いでiPhoneの販売を中止。iPhoneの人気低下が原因か。

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Yusuke Sakakura更新日:2014/10/11 23:27
ロシアのキャリアが相次いでiPhoneの販売を中止。iPhoneの人気低下が原因か。
Photo By Bert Kimura
AppleはiPhoneを販売するキャリアに対して一定数を販売しなければならないというノルマを課していることはよく知られた話しですが、このノルマをクリアすることが難しいとして、ロシアのキャリアが相次いでAppleとの契約を終了し、iPhoneの販売を取りやめているようです。

ロシアでiPhoneの人気が低下

Hi-Tech@mailによると、ロシアのキャリアであるBeelineがiPhoneの販売を中止すると発表したようです。また、iPhoneの販売を中止したのはBeelineだけでなく、これまでにもMTS、Megafonといったキャリアが取り扱いを中止しており、ロシアで上位3位のキャリアがiPhoneの販売を中止するといった事態になっています。
Как стало известно Hi-Tech.Mail.Ru, контракт “Вымпелкома” (торговая марка “Билайн”) и Apple не был продлен. Ранее прекратили действовать контракты “яблочной” компании с МТС и “МегаФоном”, таким образом, на данный момент единственным прямым дистрибутором продукции Apple в России остался ритейлер “Связной”. Все российские операторы отказались от сотрудничества с Apple. Напомним, контракты с американской компанией “большая тройка” подписала в 2008 году.

引用元:Вымпелком последним из российских операторов отказался от Apple / Hi-Tech.Mail.Ru

いずれも契約満了となったものの、Appleとの契約を更新しなかったとのこと。原因はAppleが課す厳しいノルマが原因と伝えられています。

ロシアでのiPhoneのシェアは昨年同期比で0.6%ほど低下しており、iPhoneの人気は契約を結んだ時に比べて低くなっています。契約時に結んだノルマはそのままでありながら、iPhoneの人気だけが低下しているという状況が原因でノルマをクリアすることが難しくなっているようです。

ちなみに、BeelineではiPhoneの販売を中止した後はサムスンのスマートフォンを販売することを決定したようです。

iPhoneの人気低下でiPhone依存が危険になるケースも

国内ではソフトバンクモバイルとauがiPhoneを取り扱っており、いずれもiPhoneを販売することで好調を維持しています。

ただ、iPhoneとおんぶに抱っこ状態でロシアの様にiPhone自体の人気が落ちてしまうと、販売ノルマをクリアできない→iPhoneの販売を中止→好調を維持できなくなるという事態に陥る可能性もあります。

また、ドコモが不調から脱するにはiPhoneを発売するしかないという声も挙がっていますが、長期的に考えればiPhoneを取り扱うこと(iPhoneに依存すること)が必ずしもキャリアにとって有益であるとは言えないのかもしれません。
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