昨年、日本国内のSIMフリースマートフォン市場でシェアトップを獲得し、今年はキャリア進出も果たした中国メーカーのHUAWEI(ファーウェイ)が、現地時間3月27日にフランス・パリでイベントを開催し、最新のPシリーズ「P20」を発表することがわかった。
スマートフォンのカメラに注力するHUAWEIだが、最新モデルでは世界初となるトリプルカメラを搭載するようだ。
AIがさらに進化、トリプルカメラ搭載「P20」が3月発表
HUAWEIがプレス向けに招待状(当記事トップ画像)を送付。招待状にはエッフェル塔をバックにイベントの開催日とテーマである“SEE MOOORE WITH AI”と書かれている。
HUAWEIは昨年発売した「HUAWEI Mate 10 Pro」でカメラにAIを導入。1億枚もの画像をあらかじめインプットさせてAIが撮影シーンや被写体を識別し、カメラの設定を自動で最適化することでプロカメラマンのアシストを実現した。省電力や性能アップにも貢献するそのAIをさらに進化させるといったメッセージだろう。
このテーマにはもう一つのメッセージが隠されている。それが“MOOORE”だ。AIの進化を強調して表現しているだけでなく、3つの「O」はカメラのレンズ数を示している。これまでに3つのレンズを搭載したレンダー画像のリークから噂されていたトリプルカメラの存在を決定付けるものと言える。
もちろん3つのレンズを配置した「トリプルカメラ」がスマートフォンに搭載されれは世界初。HUAWEIはデュアルカメラを搭載したスマートフォンも世界で初めて発表していた。ドイツのカメラメーカーLeicaとコラボし、カメラにAIを導入するなどスマホのカメラで他社をリードするHUAWEIが今度はトリプルカメラで先を行くことになる。
3つのレンズがどういった役割を持つのか、今年キャリアにも進出したことから「P20」シリーズがドコモやau、ソフトバンクから2018年ナツモデルとして発売されるのか注目だ。
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