Image by Ben Geskin
Appleが今年秋に発売する新型iPhoneは全3機種のラインナップとなるようだ。3機種のうちひとつは6.5インチの有機ELを搭載する「iPhone X Plus」と噂されている。
画面サイズの違いだけではなく、シングルカメラのiPhone 8に対してiPhone 8 Plusがデュアルカメラを搭載するようにデュアルカメラのiPhone Xに対してiPhone X Plusはトリプルカメラを搭載する可能性もあるかもしれない。
どういったデザインになるのか気になるところだが、昨年、iPhone Xに関する確度の高い情報をリークしていたBenjamin Geskinが考える「iPhone X Plus」のレンダー画像が公開された。
近い将来登場する「iPhone X Plus」はこんな感じ?
Benjamin Geskinは“自身にとって完璧な「iPhone X Plus(2018)」”としてレンダー画像を作成。噂にもとづいて作成されたものではないようだが、6.5インチの有機ELに小型化された“切り欠き”、フロントに搭載されたデュアルスピーカー、そしてトリプルカメラを搭載するようだ。
顔認証「Face ID」を実現するTrueDepthカメラのために作られたスペース――いわゆる“切り欠き”はダサいという声が多い。これまでの噂では今年小型化されて2019年には廃止されるとの噂もある。正直な感想としてはこれだけ小型化されてもやはり気になるものは気になるということ。ただ、現在はコントロールセンターを起動しない限り確認できないパーセント表示のバッテリー残量が両サイドのステータスバーのスペースを広げることで常時表示できるのであれば非常に嬉しいアップデートになる。
画像からは確認できないがフロントに搭載されたデュアルスピーカーも地味に嬉しい。iPhone Xでは通話スピーカーとボトムに搭載されたスピーカーから音が出る。音の出力が多方向のため違和感があるがこれが解消される。
背面にはトリプルカメラが搭載される。いち早く搭載したファーウェイのフラグシップスマートフォン「HUAWEI P20 Pro」のトリプルカメラは被写体の輪郭や陰影を捉えるモノクロセンサー、色彩を捉えるカラーセンサー、光学3倍ズームを実現する望遠レンズの3枚レンズから構成されている。
従来のHUAWEIのデュアルカメラはモノクロセンサーとカラーセンサーで撮影した写真を内部で合成することで写真のクオリティを高めるものだったが、ズームが強くなかったため望遠レンズをプラスするという理にかなったトリプルカメラになっている。結果としてカメラ評価サイトDxO Markで史上初となる100点超えの最高スコアを記録。トータルではiPhone Xを10ポイント以上も上回り、ズーム評価でも73ポイントの高得点を獲得した。
噂によるとiPhoneのトリプルカメラは5倍ズームを実現するようだ。現在の2倍ズームに5倍ズームが加わればより多くの場面でズーム撮影が利用可能になるが、それだけのためにもう1つ望遠レンズを追加するというも考えにくくプラスアルファがありそうだ。
Benjamin Geskinの作成した「iPhone X Plus」のレンダー画像ではHUAWEI P20 Proに搭載されたトリプルカメラのデザインがそのまま反映されている。デュアルカメラの下にレンズが1つ追加されるというものだが評価はあまり良くない。現在はツイートも削除してしまったようだが近い将来に登場するiPhoneの姿がこうなっている可能性もあるだろう。
コメントを残す