携帯3社が明日2月1日より「実質0円」を廃止し、多額のキャッシュバックについても終了することで都内の携帯ショップには最大5時間待ちができていました。
駆け込み需要で最大5時間待ち、システムパンクも
1月31日の夕方ごろ、都内の携帯ショップに足を運んだところ、auショップに2時間、ソフトバンクショップに3時間以上、ドコモショップには4時間〜5時間以上の待ち時間が発生していました。
実質0円の廃止でショップに駆け込み需要が起き、MNPに必要な予約番号を取得するシステムがパンクしたことで数時間の待ちができたようです。
中にはスマートフォンの操作をサポートなど一部コーナーの新規受付を停止するショップや、閉店の3時間前に全ての新規案内を終了とする店舗もありました。
なお、ドコモが29日に実質0円を廃止すると発表した一方で、auとソフトバンクについては未発表でしたが、両社の複数店舗で聞いたところ、いずれも実質0円は廃止となり、3社ともにキャッシュバックを廃止するとのこと。
ドコモの発表では毎月の料金から一定額を割り引く「月々サポート」の減額で実質0円を廃止するものの、キャッシュバックの原資となる販売奨励金が維持されるため、現金・商品券・ポイントによる還元で実質0円が継続されるのではないか、という見方もありましたが、そういった穴を突いた実質0円も廃止となるようです。
また、2月1日以降の価格については、機種に関わらず1万円以上に値上げされ、端末価格の値上げ、月々サポート・毎月割・月月割の減額、のりかえ割の廃止または減額などで対応されるとのこと。
明日から実質0円やキャッシュバックを案内する目立つ看板や大量のポップが店頭から消え、売り場も売り方もクリアになりそうです。
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