NTTドコモが2015-2016年冬春モデルとして、Xperia Z5シリーズ3機種、本日グーグルより発表されたばかりの「Nexus 5X」を含む13機種を発表しました。
「PREMIUM 4G」を11月上旬に下り最大300Mbpsまで高速化
iPhone 6s / 6s Plusの発売日となった9月25日に下り最大262.5Mbpsに高速化したばかりの「PREMIUM 4G」ですが、11月上旬には下り最大300Mbpsまで高速化されます。
対応機種は「AQUOS ZETA SH-01H」と「Wi-Fi STATION N-01H」の2機種
これまでは2つの周波数帯を束ねて高速化を実現していましたが、下り最大300Mbpsの高速化は1.5GHz / 2.0GHz / 800MHzの3つの周波数帯を束ねて高速化を実現します。
下り最大300Mbpsといっても理論値であって実行速度とは大きな差はあるものの、9月から下り最大225Mbpsに高速化された「PREMIUM 4G」とLTE通信速度を山手線で計測したところ、渋谷駅では最大19倍、6駅の平均は4倍になったとのこと。
下り最大300Mbpsの「PREMIUM 4G」は、約380都市で開始。2015年度末には約600都市まで拡大される予定です。
Xperiaなど6機種が生体認証に対応。ケータイ支払いにも利用可
今夏モデルから生体認証に力を入れているドコモですが、2015-2016年冬春モデルも6機種が生体認証に対応します。前回は非対応となっていたXperiaも3機種が指紋認証に対応します。
パスワードの代わりに生体認証を利用する決済サービスに、dショッピング、dファッションなどが追加されます。
12月からはdポイントに対応します。
生体認証による決済は、TOHOシネマズやTOWER RECORDオンラインなどドコモケータイ払いの加盟店で利用できます。
NTTドコモ、2015-2016年冬春モデルを13機種発表
ソニーからはXperia Z5 / Z5 Compact / Z5 Premiumの3機種、シャープからはAQUOS ZETA / AQUOS Compactの2機種
富士通からはMIL規格を14項目クリアしながら、普通のスマートフォンと変わらないボディのarrows NX / arrows Fitの2機種、サムスンからはMIL規格を21項目クリアした「Galaxy Active neo」
ディズニーモバイルからはAQUOS CompactをベースにしたDM-01H、10.1インチの大画面タブレットdtab
パナソニックからはガラホではなくiモードに対応したドコモケータイ P-01H、NECプラットフォームズからは下り最大300Mbpsに対応したWi-Fi STATION N-01H
そして、ドコモのアプリをプリインストールせず、最新のAndroid 6.0を搭載する「Nexus 5X」を含めた13機種が発表されました。発売が2016年になるDM-01HとN-01Hを除いて、予約受付が9月30日より開始されています。
▼ドコモが発表した2015-2016年冬春モデルは以下の13機種
- Nexus 5X(フォトレビュー):10月下旬発売
- Xperia Z5 SO-01H(フォトレビュー):10月下旬発売
- Xperia Z5 Compact SO-02H(フォトレビュー):11月中旬発売
- Xperia Z5 Premium SO-03H(フォトレビュー):11月下旬発売
- Galaxy Active neo SC-01H:11月上旬発売
- arrows NX F-02H(フォトレビュー):11月下旬発売
- arrows Fit F-01H(フォトレビュー):10月7日発売
- AQUOS ZETA SH-01H:11月上旬発売
- AQUOS Compact SH-02H:12月上旬発売
- ドコモケータイP-01H:11月下旬発売
- dtab d-01H:11月下旬発売
- Disney mobile DM-01H:1月下旬発売
- Wi-Fi STATION N-01H:3月上旬発売
質疑応答
Q.全体的にスペックを抑え気味、価格もリーズナブルに。その意図は?
A.ハイスペックのものから価格がリーズナブルなものまで幅広いものを取り揃えている。
Q.Galaxy Note 5の投入は?2年前にGalaxy Note 3が発売されているため、後継機需要があるのでは?
A.dtabに焦点をあてるため投入はなし。時期を見て検討する
Q.Windows Phoneの投入予定は?
A.投入の予定はない
Q.春モデルの追加投入はあるのか
A.今回発表したラインナップが全てとなる予定。投入することがあるかも。状況次第で
Q.Android 6.0へのバージョンアップを頑張るという発言。2015-2016年冬春モデルのすべてが対象か?
A.詳細は別途。グローバルからの遅延を縮めたい思いがある。
Q.海外VoLTE。第一次提供国が韓国になった理由は
A.VoLTEは全世界で広がっていない。韓国が最初に投入し、次が日本。韓国を選択したのは比較的VoLTEが普及しているため。
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