ソフトバンクが2017年夏モデルとしてHTC製の「HTC U11」を6月下旬以降に発売すると発表した。ソフトバンクがHTCのスマートフォンを販売するのは「HTC Desire HD」以来6年ぶりとなる。
「HTC U11」には、iPhoneを超える世界最高、そして史上最高の評価を獲得したカメラが搭載される。これまではGoogleのPixelが世界最高評価を獲得していた。
シンプルな“握る”アクションで新世界に導く「HTC U11」
「HTC U11」は、“握る”というシンプルなアクションで新世界に導く「エッジセンス」が特徴のモデル。側面に搭載された感圧センサーで握りを検知して特定のアプリを起動したり、カメラのシャッターを切ったり、音声入力、対話型AI「Google Assistant」(日本ではGoogle Nowが起動するが、GoogleAssistantは今夏日本上陸予定だ)などを起動できる。
現在のスマートフォンはボタンを押す、画面をタッチする、話しかける(音声コマンド)といった操作がメインとなっているが、HTC U11は“握る”という新たなアクションを提案する。
カメラはDxOMark mobileにおいて90点を記録、世界最高&史上最高評価を獲得した。f/1.7、12メガピクセルで光学式5軸手ブレ補正、高速オートフォーカス、一度に複数の写真を撮影して合成することでテクスチャーと色を強調するHDRブーストを備える。オーディオは、ユーザーの内耳の構造を解析して音域と音量を最適に調整する「HTC Uソニック・ハイレゾ」に対応。ノイズを低減するアクティブノイズキャンセルも利用できる。パッケージにはノイズキャンセルとハイレゾに対応したイヤホンが同梱されるため購入直後に最高のオーディオ体験が楽しめる。
3Dガラスを両面に搭載することで「リキッド・サーフェイス デザイン」の名前が付いたボディは水のようになめらかな全方位対称の曲面フォルムでどの角度からもスリムに握れる。ボディはカラーはアメイジングシルバー、ブリリアントブラック、アイスホワイトの3色をラインナップ。光を反射して2色が入り交じった複雑で鮮やかな色合いを生み出した。
プロセッサは最新のSnapdragon 835を搭載する。昨年夏モデルの「HTC 10」に比べて25%アップの画像処理速度、35%アップの連続動画視聴時間、8時間の連続音楽再生、45%アップのブラウジングなどスピードとスタミナの両方が向上している。その他にも高解像度のVR(別売りのVRデバイス「LINK」が必要)、防水、防じんに対応、おサイフケータイ、指紋認証、クリアな音声通話を実現する「VoLTE(HD+)」に対応する。
OS | Android 7.1 |
サイズ | 約76×154×8.3mm(最厚部9.7mm) |
重さ | 約176g |
ディスプレイ | 5.5インチ、WQHD(2560×1440) |
カメラ | 12MP/16MP |
バッテリー | 3,000mAh |
プロセッサ | Snapdragon 835 MSM8998 最大2.45GHz/1.9GHz(オクタコア) |
メモリ/ストレージ | 4GB/64GB |
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