Pixel Fold、競合の折りたたみスマホよりも大容量のバッテリー搭載か

今年、Googleが発売する注目機種の1つが「Pixel Fold」または「Pixel Notepad」として噂されている同社初の折りたたみスマートフォンです。

折りたたみスマホの問題点の1つが電池持ちです。

本体サイズが大きくなることから大容量のバッテリーを搭載できるのではないかと考えられがちですが、SamsungもOPPOもXioamiもMicrosoftも5000mAhのバッテリーを搭載した折りたたみスマホを発売できていません。

そういったなかでPixel Foldはライバルの機種を上回るバッテリー容量を搭載するようです。

競合機種よりもバッテリーは大容量、でも5000mAhを下回る

9to5Googleが入手した情報によればPixel Foldの重さは、SamsungのGalaxy Z Fold 4の263gよりも重くなるとのこと。

参考までに同じ折りたたみスマートフォンは、Oppo Find N2が233g、Xiaomi Mix Foldが262g、Galaxy Z Fold4が263g、Surface Duo 2が284gです。

Pixel Foldの大きさはOPPO Find N2と同じ横長の形状でひと回り大きいと報じられており、ひと回り大きいだけで30g以上も重くなると感じる人もいるかもしれません。

競合機種とのサイズ比較。Pixel Fold（赤）、Find N2（緑）、Galaxy Z Fold4（青）

重さの原因はOppo Find N2に比べて本体サイズが大きいことに加え、バッテリー容量も関係しているようです。

9to5GoogleはPixel Foldのバッテリー容量は競合機種に比べて多いとのこと。ただし、それでも5000mAhを大きく下回るとしています。

折りたたみスマートフォンの問題点には、重たいことと電池持ちが悪いことにありますが、Googleは重さを犠牲にして電池持ちの問題をクリアしようとしているのか、競合機種に比べて大きく劣らないために大容量バッテリーが必要になると考えているかのどちらかでしょう。

電池持ちには消費電力も大きく関係します。

スマホの中で最も電池を消費する要素であるメインディスプレイは競合機種よりも大きい一方で、Pixel 7シリーズの電池持ちは高く評価されており、Google Tensor G2チップの消費電力はSnapdragonよりも優れている可能性があります。