今年発売と報じられていたGoogleの折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」または「Pixel Notepad」は来年以降の発売になるようです。
AndroidやGoogle関連のアプリから存在自体は確認されていたものの、発売が間近に迫っていることを確認できる情報は今ひとつ不足していました。現在は2023年5月発売と報じられています。
今回は過去に多数の実績があるOnLeaksによって「Pixel Fold」の画面サイズや本体サイズが公開されています。
Galaxy Z Fold4よりもビッグに
最新レポートによると、Pixel Foldは約158.7 x 139.7 x 5.7mm(本体を開いた時)サイズの本体に、7.69インチのメインディスプレイと5.79インチのカバーディスプレイを搭載するとのこと。
以前から形状が似ていると報じられていた折りたたみスマホ「OPPO Find N」と同じように本体を開いた時にタブレットのように横長になります。ただし、本体サイズはOPPO Find NだけでなくGalaxy Z Fold4よりも大きくなるようです。
- Pixel Fold
- サイズ:139.7 x 158.7 x 5.7~8.3mm
- メインディスプレイ:7.69インチ
- カバーディスプレイ:5.79インチ
- OPPO Find N
- 132.6 x 140.2 x 8.0mm
- メインディスプレイ:7.1インチ
- カバーディスプレイ:5.49インチ
- Galaxy Z Fold4
- 155.1 x 130.1 x 6.3 mm
- メインディスプレイ:7.6インチ
- カバーディスプレイ:6.2インチ
カバーディスプレイはフロントカメラによるパンチホールデザインを採用。
メインディスプレイは左右と上下のベゼル幅が異なり、右上にはフロントカメラが配置されます。左右に寄せたフロントカメラは目線がズレるため、多くの人が歓迎しない配置です。Googleは発売までに検討し直した方がいいでしょう。
本体右側の背面中央には3つのレンズを搭載したカメラユニットとマイク、LEDが確認できます。
カメラユニットはPixel 6/7シリーズの形状とは違い、本体の端から端まで横断しないアイランド型です。Pixel Foldがペン操作に対応するかはわかりませんが、本体の厚みとカメラの厚みには2.6mmの違いがあるため、どちらにしても机に置いたときのガタつきは気になりそうです。
側面には音量ボタンと電源ボタンが備えられ、電源ボタンには画面ロックを解除できる指紋認証センサーが内蔵されます。筆者のように左手でスマホを操作する人からは恨まれる配置ですが、左手でスマホを操作する人の方が少ないので配置は仕方ありません。
ディスプレイ指紋認証を採用することもできたかもしれませんが、本体の厚みとコストに大きな影響があるという判断でGoogleは回避するのでしょう。
これまでの噂によれば、Pixel FoldはPixel 7シリーズにも搭載された最新の独自チップGoogle Tensor G2と折りたたみスマートフォンに最適化されたAndroid 13を搭載して2023年5月に発売されます。
価格は1,799ドル。Pixel 7で採用された為替設定の1ドル137.7円を適用すると日本での販売価格は247,000円になることが予想されます。Pixel Foldに関する噂はこちらの記事で詳細にまとめています。
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