iOS 26.1が配信開始。ついにAirPodsでライブ翻訳が可能に、AirPods 4 / Pro 2でも利用可能
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

日本時間11月4日、Appleが最新版のソフトウェア「iOS 26.1」と「iPadOS 26.1」の配信を開始しました。
今回のアップデートでは、Apple Intelligenceによるライブ翻訳によって、電話・FaceTime・AirPodsで利用できるようになります。
AirPodsのライブ翻訳では、対面でのリアルタイム翻訳機能が利用できます。
ライブ翻訳に対応するAirPodsを耳に着けて会話すると、相手の話した言葉が音声翻訳されて耳元から流れます。自分の話した言葉は、iPhoneのディスプレイに表示されるリアルタイム文字起こしで相手に伝えることができます。
双方がAirPodsを耳に付けている場合は、自分の話した内容が翻訳されて相手の耳元に、相手の話した内容が翻訳されて自分の耳元から聞こえるようになります。



なお、AirPodsのライブ翻訳はiPhoneのApple Intelligenceを利用するため、iPhone 15 Pro以降の機種が必要。AirPods Pro 3のほか、AirPods 4とAirPods Pro 2でも利用できます。
どちらもアクティブノイズキャンセリングに対応したモデルで、相手の話す声の音量を抑えることで翻訳に集中できるようになります。騒がしい場所では、iPhoneを話している人に近づけると、iPhoneのマイクも利用して翻訳精度を高めることができます。
AirPodsのライブ翻訳を利用するには、iPhoneの設定画面からAirPodsを選択して言語のダウンロードが必要。実際に利用する際には、翻訳アプリを開いてライブ翻訳を開始するか、アクションボタンに割り当て、ステムを同時に長押し、Siriにライブ翻訳を開始してと伝える、コントロールセンターから翻訳を開いて利用できます。
このほかにも、iOS 26で導入されたガラス要素「Liquid Glass」の外観を調整したり、ロック画面をスワイプしてカメラを開く機能をオン/オフできるようになります。
- Apple Intelligence
 - “電話”のライブ翻訳で、異なる言語間での通話中に音声とテキストの翻訳を使用できるようになります
 - FaceTimeのライブ翻訳では、通話中に翻訳されたライブキャプションが表示されます
 - AirPodsでのライブ翻訳では、言語の壁を越えてコミュニケーションが取れるようになり、読み上げられる翻訳を聞いてハンズフリーで内容を追うことができます
 
- その他
 - Liquid Glassの設定で、外観をデフォルトのクリアな見た目にするか、アプリの素材やロック画面の通知の不透明度を上げる新しい色合い調整にするかを選択できます
 - AirPodsでのライブ翻訳が中国語(簡体字および繁体字)、日本語、韓国語、およびイタリア語に対応しました
 - Apple Musicのミニプレーヤーでは、スワイプジェスチャで次または前のトラックに移動できます
 - Apple MusicのAutoMixをAirPlayで利用できます
 - ローカル収録での録音時に、外部USBマイクでゲイン制御を使用できます
 - ローカル収録ファイルを特定の場所に保存できます
 - フィットネスアプリから直接ワークアウトを手動で記録できます
 - 新しいカメラ設定では、ロック画面をスワイプしてカメラを開く機能をオンまたはオフに切り替えることができます
 - 低帯域幅環境でのFaceTimeの音質が向上します
 - 既存の13~17歳(年齢は国や地域によって異なります)のお子様用のアカウントでは、“コミュニケーションの安全性”に加え、成人向けWebサイトを制限するためのWebコンテンツフィルタがデフォルトで有効になります
 


















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