Xiaomi 17 Ultraフォトレビュー:真の光学ズームの実力は?日本で3月5日発売、価格は19.98万円に値上げ
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

シャオミ・ジャパンが「Xiaomi 17 Ultra」の日本発売を発表しました。発売日は3月5日です。
最新モデルのハイライトは、可変式光学ズームに対応した2億画素の望遠カメラ。これまでの光学ズームは、焦点距離が固定の望遠カメラを載せて切り替える点の光学ズームででした。一方で、最新モデルは3.2倍から4.3倍までの範囲を連続的にカバーする線の光学ズームを採用しています。
日本発売の発表に先立ち、実機に触れる機会があったので作例も交えつつ、フォトレビューをお届けします。
なお、スタンダードモデルの「Xiaomi 17」もグローバル発表されますが、日本では発売されません。中国向けに発表された背面ディスプレイ搭載のProモデルも同様です。
可変式光学ズームは軽量化にも効果的

新世代のライカカメラシステムは、50MPのメインカメラと超広角カメラ、そしてシャオミ初の可変式光学ズームをサポートする“真”の望遠カメラで構成されます。超広角から望遠まで、レンズにはライカのSummilux光学レンズを採用しています。
“真”の望遠カメラは、本体内部で光を屈折させて焦点距離を稼ぐペリスコープ方式。さらに、ペリスコープ内でレンズ群を移動させることで焦点距離を変えることで、線の光学ズームを実現しています。
可変式光学ズームは、ソニーがXperia 1 IVでいち早く実現しています。ただ、正直な感想としては、線が短いと恩恵を感じにくいのも事実です。Xiaomi 17 Ultraの光学ズームも3.2倍から4.3倍とレンジは広くありませんが、2億画素の高解像度と1/1.4インチの大型センサーを組み合わせることで、最大17.2倍までのロスレスズームもサポートしています。
実機で撮影した作例は以下のとおりです。








そして線の光学ズームは、画質だけでなくカメラ構成をシンプルにできるのも大きなメリットです。
前モデルのXiaomi 15 Ultraは、70mmと100mmの焦点距離を2つの望遠カメラでカバーしていましたが、最新モデルは75-100mmを1つの望遠カメラに集約しました。
- 50MPメインカメラ(23mm)
- 200MP望遠カメラ(75-100mm)
- 50MP超広角カメラ(14mm)
- 50MPメインカメラ(23mm)
- 200MP超望遠カメラ(100mm)
- 50MP超望遠カメラ(70mm)
- 50MP超広角カメラ(14mm)
また、広角カメラには、1インチの「Light Fusion 1050L」センサーを搭載。
末尾のLが意味するのは、スマホカメラの弱点になりがちなダイナミックレンジの狭さを根本から解消する新センサー技術の「LOFIC」です。
ダイナミックレンジが広ければ、暗い部分と明るい部分をどちらも犠牲にせず、正確に写し取ることができます。Xiaomiによると、LOFICの性能を発揮する最適なテーマが花火です。暗い夜空に強い光が浮かび上がる花火は、白飛びして色が飛んだり、周囲が真っ黒に潰れたりしがちですが、Xiaomi 17 Ultraは苦にしない、というわけです。
Ultraシリーズ史上最薄、最軽量。新しいフラットデザインに
新しいライカカメラシステムは、一新されたデザインに搭載されています。
本体は、丸みを帯びたラウンドフォルムから一転。ディスプレイ、バックパネル、フレームのすべてがフラットになり、手になじむ形状から、より洗練された見た目に変わっています。




さらにレンズとセンサーを1つ減らした影響もあってか、前モデルから約10gの軽量化を実現。Ultraシリーズ史上、最薄・最軽量になっています。
重さはGalaxy S26 Ultraに並ぶ水準で、まだずっしり感はあるものの、軽くなったことははっきり体感できるレベル。実際に最初に持ったときは、「あ、軽くなってる」と感じました。
これまでのXiaomi Ultraシリーズは、縦向きに持つと本体上部が重く、スマホとしては操作しづらいと感じることもありました。しかし今回はレンズとセンサーが減ったことで、ウェイトバランスの改善にも期待できそうです。
軽量化の一方で、画面サイズは6.73インチから6.9インチへ大型化。解像度は1.5Kにダウンしていますが、独自配列のディスプレイにより2K相当にアップスケーリングしつつ、消費電力は26%削減されています。

短いタッチアンドトライでしたが、表示に違和感はありませんでした。解像感も十分だと感じます。なお、ディスプレイを保護する強化ガラスは「Xiaomi Shield Glass 3.0」にアップグレードされ、前世代比で落下耐性が30%向上しています。
画面サイズに合わせて本体もひと回り大きくなり、バッテリー容量も5,410mAhから6,000mAhへと増量されています。
画面サイズの拡大に合わせて本体もひと回り大きくなり、バッテリー容量も5,410mAhから6,000mAhへ増量。充電性能は最大90Wのままですが、独自規格のXiaomiハイパーチャージに加えて、標準規格のPPSによる90W出力にも対応しました。幅広い充電器やモバイルバッテリーで急速充電しやすくなったのはうれしいポイントです。一方でワイヤレス充電は80Wから50Wへ低下しています。
チップセットには、最新のSnapdragon 8 Elite Gen 5を採用。高い性能を一瞬だけではなく、長時間維持するために、熱伝導率が50%向上した新しいベイパーチャンバーも搭載されています。
価格は2万円値上げ。今年もカメラキットプレゼント
Xiaomi 17 Ultraの価格は512GBモデルが199,800円、1TBモデルが219,800円です。いずれも前作から2万円の値上げとなりました。
キャリアの端末購入サポートを使って負担金を抑えたいところですが、キャリアの取り扱いはなし。シャオミ公式ストアのほか、Amazon、IIJmio、各量販店で購入できます。
今年も19,800円の専用カメラキット「Xiaomi 17 Ultra Photography Kit Pro」を無料でもらえるキャンペーンも実施されます。
本体にカメラキットを装着すると、2段階シャッター・カスタムダイヤル・ズームレバーが追加され、“カメラ専用機”のような操作感に変化します。さらに、グリップには2,000mAhのバッテリーを内蔵することで、撮影時間を延長できるのもポイント。カメラキット側も90Wの急速充電に対応しており、充電しながら撮影することも可能です。
キャンペーンに参加するには、2026年4月6日までに購入し、4月12日までに応募する必要があります。
Xiaomi 17 UltraとXiaomi 15 Ultraの違いを比較
| Xiaomi 17 Ultra | Xiaomi 15 Ultra | |
|---|---|---|
| デザイン |
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| 素材 |
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| サイズ |
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| 重さ | 219 g | 229 g |
| ディスプレイ |
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| カメラ |
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| フロントカメラ |
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| チップセット |
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| メモリ | 16GB | 16GB |
| バッテリー |
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| ワイヤレス充電 |
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| SIM |
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| 5G | Sub6 | Sub6 |
| Wi-Fi |
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| Bluetooth | 6.0 | 6.0 |
| 防水・防じん |
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| USB | USB 3.2 Gen 2 | Type-C |
| セキュリティ |
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| センサー |
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| 位置情報 |
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