Xiaomi 17T Proと17Tの違いを比較。AirDrop・おサイフケータイ対応はProだけ

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2026/05/30 0:03
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Xiaomi 17T Proと17Tの違いを比較。AirDrop・おサイフケータイ対応はProだけ

2026年ハイエンドスマートフォンXiaomi 17Tシリーズが日本で発売されます。

どちらもLeicaと共同開発したトリプルカメラを搭載し、5倍光学望遠にも対応。遠くの被写体を大きく撮りたいときや、最近スマホ撮影が許されることも多いライブでも活躍します。

一方で両機種には価格だけでなく、大きさや重さ、処理性能、バッテリー容量、充電性能、おサイフケータイ対応の有無など、購入前に確認しておきたい違いがあります。

特にXiaomi 17T Proはスペックが高いだけでなく、おサイフケータイやQuick Share経由のAirDrop互換に対応する一方で、Xiaomi 17Tは、Proとまったく同じ望遠カメラを搭載しながら価格を抑えたバランス重視の1台です。

この記事では、Xiaomi 17T ProとXiaomi 17Tの違いを比較しながら、どちらを選ぶべきかをわかりやすく解説します。

Xiaomi 17Tシリーズのスペックを比較

Xiaomi 17T ProXiaomi 17T
デザイン

Xiaomi 17T Pro

Xiaomi 17T

素材
  • アルミニウムフレーム
  • Gorilla Glass 7iの前面
  • プラスチック
  • Gorilla Glass 7iの前面
サイズ
  • 高さ:162.2 mm
  • 幅:77.5 mm
  • 厚さ:8.25 mm
  • 高さ:157.6 mm
  • 幅:75.2 mm
  • 厚さ:8.17 mm
重さ219g200g
ディスプレイ
  • アイケアディスプレイ
  • パンチホール
  • 6.83インチ
  • 2,772 x 1,280ピクセル
  • 447ppi
  • リフレッシュレート 144Hz
  • タッチサンプリング 480Hz
  • アスペクト比 19.5:9
  • HDR
  • DC調光
  • TÜV低ブルーライト認証
  • TÜVフリッカーフリー認証
  • TÜVサーカディアンフレンドリー認証
  • TÜV Rheinland インテリジェントアイケア認証
  • 画面の明るさ
    • 最小:1ニト
    • 標準:600ニト
    • 高輝度:2000ニト
    • ピーク:3500ニト
  • アイケアディスプレイ
  • パンチホール
  • 6.59インチ
  • 2,756 x 1,268ピクセル
  • 460ppi
  • リフレッシュレート 120Hz
  • タッチサンプリング 480Hz
  • アスペクト比 19.5:9
  • HDR
  • 3840Hz PWM調光 / DC調光
  • TÜV低ブルーライト認証
  • TÜVフリッカーフリー認証
  • TÜVサーカディアンフレンドリー認証
  • TÜV Rheinland インテリジェントアイケア認証
  • 画面の明るさ
    • ピーク:3500ニト
カメラ
  • トリプルカメラ
  • 50MP 広角
    • 絞り値 ƒ/1.67
    • センサーサイズ 1/1.31インチ
    • 光学手ぶれ補正
    • Light Fusion 950
    • ズミルックスレンズ
    • 4in1 スーパーピクセル
  • 12MP 超広角
    • 絞り値 ƒ/2.2
    • センサーサイズ 1/3.06インチ
    • 視野角 120°
    • ズミルックスレンズ
  • 50MP 望遠
    • 絞り値 ƒ/3.0
    • センサーサイズ 1/2.76インチ
    • 光学5倍ズーム
    • 光学手ぶれ補正
    • ズミルックスレンズ
  • トリプルカメラ
  • 50MP 広角
    • 絞り値 ƒ/1.7
    • センサーサイズ 1/1.55インチ
    • 光学手ぶれ補正
    • Light Fusion 800
    • ズミルックスレンズ
    • 4in1 スーパーピクセル
  • 12MP 超広角
    • 絞り値 ƒ/2.2
    • センサーサイズ 1/3.06インチ
    • 視野角 120°
    • ズミルックスレンズ
  • 50MP 望遠
    • 絞り値 ƒ/3.0
    • センサーサイズ 1/2.76インチ
    • 光学5倍ズーム
    • 光学手ぶれ補正
    • ズミルックスレンズ
フロントカメラ
  • 32MP
    • 絞り値 ƒ/2.2
    • センサーサイズ 1/3.44インチ
  • 32MP
    • 絞り値 ƒ/2.2
    • センサーサイズ 1/3.44インチ
写真機能
  • Leica Authentic Look
  • Leica Vibrant Look
  • Leicaフィルター
  • Leicaクラシックシャッター音
  • Leicaのウォーターマーク
  • Xiaomi ProFocus
  • ライトニングバースト
  • デジタル最大120倍ズーム
  • HDR
  • 50MP
  • 200MP
  • Live Cinematography
  • スーパーマクロ
  • ファストショット
  • 長時間露光
  • パノラマ
  • ドキュメント
  • プロモード
  • RAWモード
  • マスターレンズシステム
  • 写真形式
    • JPEG
    • HEIF
  • Leica Authentic Look
  • Leica Vibrant Look
  • Leicaフィルター
  • Leicaクラシックシャッター音
  • Leicaのウォーターマーク
  • Xiaomi ProFocus
  • ライトニングバースト
  • デジタル最大120倍ズーム
  • HDR
  • 50MP
  • 200MP
  • スーパーマクロ
  • ファストショット
  • 長時間露光
  • パノラマ
  • ドキュメント
  • プロモード
  • RAWモード
  • マスターレンズシステム
  • 写真形式
    • JPEG
    • HEIF
動画機能
  • メインカメラ
    • 8K:30fps
    • 4K:30,60,120fps
    • 1080p:30,60fps
    • 720p:30fps
  • フロントカメラ
    • 4K:30fps
    • 1080p:30,60fps
    • 720p:30fps
  • スローモーションビデオ
    • 最大1920fps
  • ドルビービジョン対応HDR
  • 10ビットログ撮影
    • 最大4K/60fps
  • デュアルビデオ
  • モーショントラッキングフォーカス
  • 動画プロモード
  • ShootSteady
  • タイムラプス
  • メインカメラ
    • 8K
    • 4K:30,60fps
    • 1080p:30,60fps
    • 720p:30fps
  • フロントカメラ
    • 4K:30fps
    • 1080p:30,60fps
    • 720p:30fps
  • スローモーションビデオ
    • 最大960fps
  • ドルビービジョン対応HDR
  • デュアルビデオ
  • モーショントラッキングフォーカス
  • 動画プロモード
  • ShootSteady
  • タイムラプス
チップセット
  • MediaTek Dimensity 9500
    • C1
    • Mali G1-Ultra
    • NPU 990
  • MediaTek Dimensity 8500-Ultra
    • Cortex-A725
    • Mali-G720 MC8
    • NPU 880
メモリ12GB12GB
バッテリー
  • 7,000 mAh
  • 100Wハイパーチャージ
  • 6,500 mAh
  • 67Wハイパーチャージ
ワイヤレス充電
  • Qi
  • 最大10W
  • リバース充電
  • Qi
  • リバース充電
SIM
  • デュアルSIM
  • デュアルeSIM
  • nanoSIM
  • eSIM
  • デュアルSIM
  • デュアルeSIM
  • nanoSIM
  • eSIM
5GSub6Sub6
Wi-Fi
  • Wi-Fi 7
  • 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be
  • Wi-Fi 6E
  • 802.11 a/b/g/n/ac/ax
BluetoothBluetooth 6.0Bluetooth 6.0
FeliCaX
UWBXX
防水・防じん
  • IP68
  • 最大水深1.5mで最大30分間
  • IP68
  • 最大水深1.5mで最大30分間
USBUSB Type-CUSB Type-C
セキュリティ
  • ディスプレイ指紋認証
  • AI顔認証
  • ディスプレイ指紋認証
  • AI顔認証
センサー
  • 近接センサー
  • 環境光センサー
  • 加速度計
  • ジャイロスコープ
  • 電子コンパス
  • 赤外線
  • X軸リニア振動モーター
  • 近接センサー
  • 環境光センサー
  • 加速度計
  • ジャイロスコープ
  • 電子コンパス
  • 赤外線
  • X軸リニア振動モーター
位置情報
  • GPS L1+L5
  • GLONASS G1
  • Galileo E1+E5a+E5b
  • みちびき L1+L5
  • Beidou B1I+B1C+B2a+B2b
  • NavIC L5
  • GPS L1+L5
  • GLONASS G1
  • Galileo E1+E5a
  • みちびき L1+L5
  • Beidou B1I+B1C+B2a
  • NavIC L5

AirDrop互換:iPhoneやMacと共有できるのは17T Proだけ

Xiaomi 17T ProがAirDropに対応

Androidでは、Quick Share経由でAirDropとのファイル共有が可能になりましたが、対応機種はまだ多くありません。

Googleは2026年中にXiaomiを含む対応パートナーを拡大すると案内しており、その流れを受けて、Xiaomi 17T ProがAirDrop互換に対応します。

これにより、追加アプリをインストールしなくても、Quick Share経由でiPhoneやiPad、Macと写真や動画、ファイルを直接やり取りできます。

一方で、スタンダードモデルのXiaomi 17TはAirDrop互換に対応していません。家族や友だちがiPhoneを使っていて、写真や動画などを共有する機会が多いなら、Xiaomi 17T Proを選びましょう。

おサイフケータイ:モバイルSuicaを使うなら17T Pro一択

コード決済サービスやクレジットカードのタッチ決済が普及し、駅の改札でもタッチ決済に対応するケースが増えています。それでも、モバイルSuicaやiD、QUICPayなどを使うなら、おサイフケータイ対応は欠かせません。

Tシリーズでは、これまでもProモデルのみがおサイフケータイに対応していましたが、今作も同じく、Xiaomi 17T Proのみ対応。スタンダードモデルのXiaomi 17Tは非対応です。

普段からスマートフォンで交通系ICカードや電子マネーを使っているのであれば、Xiaomi 17T Pro一択になります。

カメラ:5倍望遠は同じ、メインカメラは17T Proが上位

カメラ:望遠は同じ。メインカメラに違いあり

Xiaomi 17T ProとXiaomi 17Tは、どちらもLeica共同開発のトリプルカメラシステムを搭載しています。

大きなポイントは、望遠カメラの性能は両機種で同じということです。

これまでのTシリーズでは望遠カメラで差が付けられることがありましたが、17Tシリーズではどちらも5倍光学望遠に対応。光学式手ブレ補正も備えており、高精細AIズームでは最大120倍のデジタルズームも利用できます。Xiaomiに確認したところ、望遠カメラの仕様は両機種で同じです。

一方で、メインカメラと動画性能はXiaomi 17T Proが上です。

Xiaomi 17T Proは、より大型で明るく撮影できる「Light Fusion 950」を搭載。Xiaomi 17Tは「Light Fusion 800」です。画角や望遠性能は近いものの、暗い場所での撮影やダイナミックレンジ、細部の描写では17T Proの方が有利です。

動画撮影でも差があります。Xiaomi 17T Proは8K撮影に対応し、よりなめらかなスローモーション動画も撮影できます。

望遠カメラを重視するならXiaomi 17Tでも十分ですが、暗所撮影や動画性能まで含めてカメラを重視するなら、Xiaomi 17T Proを選びましょう。

画面サイズと持ちやすさ:大画面の17T Pro、軽い17T

画面サイズと持ちやすさ

前作の15Tシリーズでは、Proとスタンダードモデルの画面サイズは同じでしたが、17Tシリーズではサイズにも違いがあります。

Xiaomi 17T Proは約6.83インチの大画面を搭載。スポーツ中継や映画、動画コンテンツを迫力ある映像で楽しみたい人に向いています。

一方のXiaomi 17Tは約6.59インチで、重量も約200g。17T Proより19g軽く、横幅も抑えられているため、片手で持ったときの扱いやすさを重視するなら17Tの方が選びやすいモデルです。

リフレッシュレートは、Xiaomi 17T Proが最大144Hz、Xiaomi 17Tが最大120Hz。数値上はProが上ですが、どちらも十分になめらかで、日常利用では大きな差を感じにくいかもしれません。

なお、どちらもXiaomi Vision Careに対応。TÜV Rheinlandによる4つのアイケア認証を業界で初めて取得しており、Xiaomiはディスプレイのチラつきやブルーライトを軽減する、目にやさしい設計と説明しています。

バッテリーと充電:17T Proは7,000mAh+100W充電に対応

17T Proは超大容量バッテリー・超高速充電に対応

Xiaomi 17T Proは、7,000mAhの超大容量バッテリーを搭載しています。

高含有率のシリコンカーボン技術を採用した高エネルギー密度バッテリーによって、本体サイズを維持したまま、バッテリー容量を増やしているのが特徴です。

急速充電は、100W Xiaomiハイパーチャージに加えて、100W PPS規格に対応しているため、純正充電器だけでなく、対応するサードパーティ製充電器でも短時間で充電できます。

Xiaomi 17Tも、シリコンカーボン技術を採用した6,500mAhの大容量バッテリーを搭載しています。急速充電は67W Xiaomiハイパーチャージと50W PPS規格に対応します。

ワイヤレス充電に対応するのはXiaomi 17T Proのみです。ただし、Qi規格のワイヤレス充電は最大10Wとなっており、速度よりも置くだけで充電できる利便性を重視した機能と考えた方がよさそうです。

チップセット:処理性能で選ぶなら17T Pro

チップセットはどちらもMediaTek製ですが、Xiaomi 17T ProはDimensity 9500、Xiaomi 17TはDimensity 8500-Ultraを搭載しています。

Dimensity 9500は、CPUが最大32%、GPUが最大33%、NPUが最大111%も性能が向上し、電力消費も大幅に削減されています。

CPUの性能と電力消費
GPUの性能と電力消費
NPUの性能と電力消費
通信性能も向上

処理性能を重視するなら、上位チップを搭載する17T Proが有利です。ゲームや動画撮影、AI処理、長く使うことを考えると、より良いチップを選びたいところ。

通信面では、Xiaomi 17T ProがWi-Fi 7に対応する一方で、Xiaomi 17TはWi-Fi 6Eにとどまります。いずれも対応ルーターが必要になります。

ボディとデザイン:17T Proは上質感、17Tは軽さが魅力

ボディの素材について、日本向けのリリースには書かれていないものの、海外報道では、Xiaomi 17T Proはアルミフレームを採用しているのに対して、17Tはプラスチックフレームを採用しています。

Xiaomi 17T Proは約219g、Xiaomi 17Tは約200gと重量差があります。画面サイズやバッテリー容量の違いもありますが、持ったときの軽さを重視するなら17T、より大画面で高性能なモデルを求めるなら17T Proという選び方になります。

カラーはどちらもブルー、バイオレット、ブラックの3色展開。17T Proはディープブルー、ディープバイオレット、ブラックが用意され、より落ち着いたプレミアム感のあるカラーになっています。

まとめ:価格差は約3万円、どっちを買うべき?

最後にXiaomi 17T ProとXiaomi 17Tの主な違いを整理してみます。

Xiaomi 17T Proを選ぶ理由
  • iPhoneやMacと共有するなら?→AirDrop互換に対応
  • スマホ決済を使うなら?→おサイフケータイに対応
  • カメラ性能で選ぶなら?→Light Fusion 950を搭載
  • 動画も重視するなら?→8K撮影に対応
  • 大画面で楽しむなら?→約6.83インチの大画面
  • 電池持ちと充電で選ぶなら?→7,000mAh+100W充電
  • 置くだけ充電を使うなら?→ワイヤレス充電に対応
  • 性能で選ぶなら?→Dimensity 9500を搭載
Xiaomi 17Tを選ぶ理由
  • 持ちやすさで選ぶなら?→約200gで軽い
  • 価格を抑えるなら?→89,980円から購入できる
  • 画面サイズを抑えたいなら?→約6.59インチで扱いやすい
  • 望遠カメラを安く使いたいなら?→5倍光学望遠に対応
  • おサイフケータイが不要なら?→17Tでも十分選びやすい

価格は、Xiaomi 17T Proが12GB/256GBモデルで119,800円、12GB/512GBモデルで139,800円。Xiaomi 17Tは12GB/256GBモデルで89,980円、12GB/512GBモデルで109,800円です。

同じストレージ容量で比較すると、256GBモデルの価格差は29,820円、512GBモデルの価格差は30,000円です。

つまり、Xiaomi 17T Proを選ぶかどうかは、約3万円の差額でおサイフケータイ、AirDrop互換対応、より高性能なチップセット、7,000mAhバッテリー、他社製でも使える100W急速充電、ワイヤレス充電、大画面を手に入れるかどうかが判断基準になります。

Xiaomi 17T Proを選ぶべき人

個人的におすすめしやすいのはXiaomi 17T Proです。

特に、おサイフケータイを使う人はXiaomi 17Tを選ぶと後から取り返しがつかないので、モバイルSuicaやiD、QUICPayを日常的に使っているなら、17T Proを選ぶべきです。

また、iPhoneやMac、iPadと写真や動画をやり取りする機会が多い人にとって、Quick Share経由のAirDrop互換は大きな魅力です。スマートフォンの性能はもちろん、周辺デバイスとの連携まで考えるなら17T Proを選ぶと良いでしょう。

Xiaomi 17Tを選ぶべき人

一方で、Xiaomi 17Tもかなり魅力的です。

ライカ共同開発のトリプルカメラ、5倍光学望遠、6,500mAhの大容量バッテリー、120Hz対応の1.5Kディスプレイを搭載しながら、価格は89,980円から。おサイフケータイやAirDrop互換が不要で、できるだけ価格を抑えたいなら、17Tはかなりバランスの良い選択肢です。

迷った場合は、まずおサイフケータイを使うかどうかで判断するとわかりやすいです。使うならXiaomi 17T Pro。使わないなら、約3万円の価格差を払ってまでProの追加機能が必要かを考えると、自分に合ったモデルを選びやすくなります。

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