Google純正の紛失防止タグ「Pixel Tag」登場か。価格は29〜39ドル?
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Appleが2021年にAirTagを発売してから約5年。Androidでも同様の紛失防止ネットワークが整備され、対応するサードパーティのタグも発売されるなか、Google純正のタグが発売される可能性が高まっています。
多数のリーク実績を持つEvan Blassによると、「Google Pixel Tag」はPixel 11シリーズおよびPixel Watch 5シリーズとあわせて発表・発売される見込みです。
価格は29〜39ドル前後。Googleの紛失防止サービス「Find Hub」に対応し、タグの場所を音で確認するためのスピーカーを搭載。カラーはPixel Buds 2aにも用意されている「Fog」がラインナップされるようです。
世界中のAndroidデバイスで紛失物を捜索
一般的なBluetoothタグは、接続したスマートフォンの通信範囲を外れると、そのままでは現在地を確認できません。
Find Hubでは、紛失したタグの近くを通ったAndroidデバイスがBluetooth信号を検知し、位置情報を匿名で持ち主に送信します。周囲のAndroidデバイスを利用することで、Bluetoothの通信範囲を超えて紛失物を探せる仕組みです。
Appleは2021年4月に、サードパーティ製アクセサリ向けの「探す」ネットワークを発表し、同月にAirTagを発売しました。
Googleも2021年6月には同様のネットワークを開発していることがアプリなどの解析から判明。2024年に「Find My Device」ネットワークを正式に開始し、2025年には「Find Hub」にリブランドしています。
また、リブランドと同時に航空会社との連携やUWBを利用した高精度な探索、衛星通信を使った位置共有なども発表されました。
ようやく登場しそうなGoogle純正タグ
Find Hub対応の紛失防止タグは、すでにAnkerの「Eufy SmartTrack Link for Android」やMotorolaの「moto tag」などが発売されています。
Google製のタグについても、2023年に「Pixel Tag」の存在が報じられていましたが、その後も正式に発表されることはありませんでした。今回の情報が正しければ、Find Hubの基盤を整えてから約2年を経て、ようやく発売の準備が整ったことになります。
PixelスマートフォンやPixel Watch、Pixel BudsにPixel Tagが加われば、端末のセットアップから紛失時の捜索までGoogle純正で完結します。Pixelブランドのエコシステムならではの強力なエコシステムが用意されるかも注目です。
UWBによる高精度な探索に期待
一部のGoogle Pixelスマートフォンには、近距離にある機器の方向や距離を高い精度で測定できるUWBが搭載されています。
Pixel TagにもUWBが搭載されれば、AirTagの「正確な場所を見つける」のように、スマートフォンの画面に表示される方向を確認しながらタグへ近づけるはずです。
鍵や財布がソファの下や引き出しの奥に入り込んだ場合でも、スピーカーの音だけを頼りに探すより見つけやすくなります。
子どもやペットの見守りにも使える?
紛失防止タグは財布や鍵、バックパックといった大切なアイテムに取り付けることが主な利用方法です。
AppleもAirTagについて、持ち物を探すための製品であり、人やペットを追跡する目的では設計していないと説明しています。
犯罪に悪用されないように持ち主から離れた見知らぬタグが自分と一緒に移動している場合に、警告するストーカー対策も組み込まれています。
Pixel Tagも基本的には鍵や財布、バッグなどの持ち物を探す製品になると予想されます。
最大の注目は価格でしょう。29ドルであれば、AirTagやmoto tagと同水準です。ただし、どちらもUWBを利用した高精度な探索に対応しています。Pixel Tagが同等の機能を備えていない場合、39ドルはもちろん、29ドルでも割高に映る可能性があります。






















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