Pixel 11、暗闇でも使える顔認証はおあずけか。赤外線カメラ復活はまだ先
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

1年以上前からGoogleが赤外線カメラを活用した顔認証を復活させると報じられていました。
Googleが復活を計画している顔認証は、赤外線カメラを活用することで、寝室などの真っ暗な場所で精度が落ちたり、認証自体できなくなる不満を解消するとされていますが、実装までにはまだ時間がかかるようです。
製品投入できる段階に到達せず
過去に多数の実績があり、筆者が信頼しているAndroid関連リーカーのMystic Leaksによると、Project Toscanaとされる赤外線カメラを活用した顔認証システムはPixel 11シリーズには搭載されないと伝えています。
理由は単純でまだ製品投入できる段階に達していないためとのこと。
赤外線カメラを活用した顔認証システムは、顔に無数のドットを投影し、それをスキャンする専用ハードウェアで、顔の立体形状を読み取って照合するFace IDと同じ仕組みです。ドットの投影には赤外線が使われるため、暗所でも動作するのが強みです。

試しに光の入らない部屋でPixel 9とPixel 4の顔認証を比較したところ、Pixel 9は「十分な光がありません。指紋認証をお使いください」と表示され、顔認証が機能しませんでした。対して、Pixel 4は5年前に発売されたにも関わらずスムーズに認証できました。
現行のGoogle Pixelは指紋認証も搭載するデュアル仕様のため、顔認証が使えなくても不便はありません。ただ、Pixel 4シリーズのように顔認証だけ搭載する場合、暗所でも高精度に動作することは避けて通れない課題です。
一方、Project Toscanaは、さまざまな照明条件下でiPhoneのFace ID並みに認証が速かったと報じられています。また、赤外線カメラなど専用ハードウェアが必要になるため、画面の一部が大きく欠けるデメリットもありますが、Project Toscanaの試作機はパンチホールだけのようです。
Googleは2019年発売のPixel 4シリーズに初導入したものの、わずか1年で廃止に。その後、Pixel 7シリーズで顔認証が復活、Pixel 8シリーズでは機械学習の進化などによって、決済時の認証にも利用できるほど高いセキュリティが実現されています。





















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