Galaxy Z Fold8が爆売れ。折りたたみスマホを普及させたのか、それともFlipを食っただけか
Samsungによると、最新の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold8」「Galaxy Z Fold8 Ultra」「Galaxy Z Flip8」の予約販売数が韓国で過去最高を記録しました。
7月28日から8月3日までの7日間に、合計144万台を販売したとのこと。これは2019年にGalaxy Note 10が記録した販売台数を塗り替えるものです。
本格的な拡大フェーズで投入されたFold8が好調
Samsungは国内で開催した製品発表会で、折りたたみスマートフォンが本格的な拡大フェーズに入るとの見通しを示しました。同社は、グローバル市場が前年比20%以上の成長を続け、2028年までに市場規模が2倍以上に拡大すると予測しています。
こうした拡大フェーズの入り口で投入されたのが、ワイドかつコンパクトな新しい形状を採用し、動画やゲームなどのエンタメ消費に適したGalaxy Z Fold8です。

最新のGalaxy Zシリーズが過去最高の予約実績を記録したことから、一般的なバータイプのスマートフォンから折りたたみスマートフォンへの買い替えが進み、Samsungの説明どおり拡大フェーズに入ったと見ることもできます。
実際、Samsungが海外メディアに共有した情報によると、Galaxy Z Fold8とGalaxy Z Fold8 Ultraの予約数は、前年のGalaxy Z Fold7を30%上回りました。Galaxy Z Fold7も、当時のSamsung製折りたたみスマートフォンとして記録的な予約実績を残したモデルです。
さらに、通信事業者と小売店を通じた最新のGalaxy Zシリーズの予約全体では、約半数をGalaxy Z Fold8が占めました。この数字だけを見ると、ワイドタイプの折りたたみスマートフォンが新たなユーザーを取り込み、市場の拡大に貢献した可能性があります。
FlipからFoldへの買い替えが3倍に
一方で、Galaxy Z FlipからGalaxy Z Foldへ乗り換えたユーザーは、過去世代と比べて約3倍に増えています。
大画面を持ち運べることが特徴のZ Foldに対し、Z Flipは閉じたときのコンパクトさを強みとする折りたたみスマートフォンです。
Galaxy Z Fold8は、縦が短くなったことで画面上部にも指が届きやすくなり、軽量化によって持ち運びやすさも改善しました。開けば大画面で動画やゲームを楽しめることを考えれば、多くのFlipユーザーがFold8へ乗り換えるのも納得です。

Samsungにとって、Flipユーザーが高価格なFoldへ移ることは、売上や収益性の面ではポジティブです。一方で、Fold8の好調な予約実績は、既存のFlipユーザーによって支えられている可能性もあります。
見方を変えれば、Fold8は折りたたみスマートフォン市場の裾野を広げたのではなく、Galaxy Zシリーズ内でFlipのユーザーを奪っただけとも考えられます。
ただし、新型Galaxy Zシリーズ全体の予約数も過去最高を記録していることから、シリーズ内でユーザーが移動しただけではなさそうです。Galaxy Zシリーズの外から新たな需要を取り込みながら、同時にFlipからFoldへの乗り換えも進んだと考えられます。

























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