NTTドコモは、6月1日(日)よりiモード付加機能利用料の月額利用料を月額315円に値上げすると発表しました。
iモード付加機能利用料というのはiモードを利用するために必要なオプション契約なんですが、NTTドコモではこれまで他キャリアと比較して105円安い210円で提供していました。
しかしながら、近年は音楽や映像などのコンテンツが普及し、設備の補強や増え続ける迷惑メールの対策などの影響でiモードを提供するためにかかるコストが増加しているため今回の改訂に踏み切ったようです。
他キャリアと比べて安いのなら値上げは当然でしょう。
この改訂によってNTTドコモは約500億円(1月末時点のiモード契約数は約4783万)の増収を見込んでいるようです。本日発表された「家族内の24時間無料通話とテレビ電話60%OFF」による減収をこっちで調整するというのがホントのところなんでしょう。
NTTドコモの着うたなどの音楽や動画など容量の大きいコンテンツ、インフラを他キャリアと比較しても見劣りしないので今回の改訂は当然だと僕は思います。他キャリアよりも利用料が高くなるのならばまた話しは別ですが今回は他キャリアと合わせるというものなのでなお更ですね。
こういう「~値上げ」というニュースが流れると私達ユーザーはすぐに「えー!」と反応してしまいますが、何故値上げしなければならなかったのか、他と比べて安いのか高いのか同じなのかなどをよく考えて反応しなければなりませんね。
重要なお知らせ : iモード®付加機能使用料の改定について | お知らせ | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/080227_00.html