パケット通信で通話ができる「IP電話」を携帯電話に対応させた完全定額制通話サービスが今夏より開始されるようです。
IP電話の特徴として、「低コスト」と「低品質」よく挙げられますが、最大の問題は通話定額制というデータ転送容量がとても大きいサービスを本当に展開できるのかということです。
通話定額制を提供するのはNTTドコモの通信網を借りて参入した日本通信。
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世界初のIP携帯電話が実用化、定額で通話し放題に – GIGAZINE
これらの記事によると、MVNOでNTTドコモの通信網を借りて、携帯電話事業に参入した日本通信が2008年7月~9月に通話定額制をスタートする予定とのこと。
IP電話に対応した携帯電話同士の通話は定額制になり、携帯電話事業に参入しているキャリアがIP電話を採用することになれば、通話コストを大幅に下げることができるようです。
ちなみに、携帯電話で完全定額制のIP電話を展開するのは世界初。
莫大なトラフィックもIP電話に対応した携帯電話同士のみの定額制ならば問題ないでしょう。